うちのおもちのケージは通年で30℃に調整していますが
画像は使いまわしだ爆
何回か記事に書きましたが、
マルカンさんから[デジタルサーモ300]という新型のサーモスタットが昨年発売になりました
「これがよい」と思った理由なんですが、「シンプルで使いやすい」という基本性能に合わせて
「安全対策がしてある」という事もとても大きなポイントで
このサーモ動かしている間は、表示窓にセンサー位置の温度が表示されます。
すごくとても良い
ただし、機械物ですので故障の可能性はゼロではありません。
そこで、このサーモでは故障の場合は表示窓にエラーが表示され、トラブルになる前に対策をとる事もできます。
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サーモスタットに起因する保温環境のトラブルには、どんな事が考えられるでしょうか???
A:鳥に起因するもの
①→鳥がセンサーコードをかじる事によって、温度の制御が出来なくなる
→電気流れっぱなしでオーバーヒートとなるか、電気流れずに温度が上がりません
B:人に起因するもの
②→サーモ本体は付けたが電源コードつなぎ忘れ
③→サーモはつないだがセンサーコード設置忘れ
④→サーモはちゃんとつないだが保温電球が切れていた場合
他には何かあるでしょうか??
これでどうなるかというと
①センサーコード断線の場合
→表示窓にエラー表示が出て、通電はストップとなります。
これは断線が発生してすぐに表示されますので、「なんか変だぞ」とぼんやりした感じではなくて、直ちに正確に表示します。
②電源コード差し忘れ
→サーモをぶら下げても表示窓に温度が出ませんので、もちろんすぐに気が付きます。
多いのは、スイッチ付のタップを使用した場合など、プラグ挿したはよいがスイッチ入れ忘れる等
③センサーコード設置忘れ
→少し時間はかかりますが、これも気が付く事が出来ます
サーモの通電ランプは点きっぱなしなのに、表示された温度が室温のまま
④電球球切れの場合
→③同様、通電ランプ点いてるのに温度が室温のまま、とこれで気が付きます
ポイントとしては、このサーモでは表示窓に発光LEDを使用している点で、特にサーモのON-OFFが多い夜間でも確認が出来る事です。
先日の朝の実際の様子
従来のダイヤル設定と通電ランプのみのサーモスタットだと、サーモの設定した温度と実際のケージ内の温度の間柄がかなりぼんやりした感じで、例えば、
桶の水の温度を上げる必要があって、それに火で炙った石を使うとして、
焼けた石を桶に放り込んでしばらく様子を見て、あーこれじゃ足りないや・温度上がり過ぎたやとかいつまでも安定させる事が出来ずにうじゃうじゃやることとなります。
このサーモだと「センサー位置の温度は○○℃だよ。電気流すよ・止めるよ」とダイレクトにわかりやすく表示してくれます。
従来の爬虫類用サーモでも温度表示はありますが、
・コードが多くて接続間違える
・温度表示はあるが暗い部屋では確認できない
・機能が多くて操作が複雑
などのデメリットもあります。
うちでのおもちのケージでは電球ごとに別々にサーモを付けており、上の画像で見える左側の白いサーモスタットは産業用の高性能の機種で耐久性と精度は抜群です(この機種では温度計測は0.5秒間隔で行っています)。
もちろんサーモスタット機能の精度はマルカンさんの機種では足元にも及びませんが、うちでのおもちとの暮らしの中で「アテに」しているのはマルカンサーモの方です。
このマルカンのサーモスタットは、実勢価格で8000円前後します。
他の小型サーモでは2000円以下で販売されている機種もあるにはありますが、その価格帯の機種ではあっても通電ランプのみです。
皆さんでしたら、どちらを選ばれますか?
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サーモスタットの事が書いてありますが
いんこ逃がさないコツも書いてあります。
さて?
なんでち(・Σ・;)
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9月1日に保温の講演で三重県亀山市へお邪魔します。
いつもお世話になっている菜の花動物病院さん主催の講演です。
奮ってご参加(・◇・)なんでち!!
こんな感じの↑お話しをさせていただこうかと思います。