2024.04.10 なか卯 辻堂店
此方の立地では狭義には “駅そば” と呼べませんが、広義に捕まえ本日も “駅そば” として巡礼しましょう。
大手資本系(株)ゼンショーホールディングスが運営する此方は、JR辻堂駅南口で2025年9月中旬竣工予定、商業施設と分譲マンションが一体になった複合タワー「THE TOWER 湘南辻堂」の建設地の付近に位置し、通勤通学する人々が足早に行き交う辻堂駅の駅前通りにあります。
店舗に到着して正面入口より入店し、タッチパネル式券売機で食券をして大型カウンターに着席し、女性店員さんへ食券を渡して暫しの待ち時間を過ごします。
先客3名後客4名の客波の店内は落ち着いた雰囲気で、店員さんは女性2名の体制です。
あんかけうどん(並) ¥ 390
本日選択した“あんかけうどん”は、新登場と銘打たれた黄金色の商品で、思わず目を惹かれました。
冷凍饂飩を使用する店舗として適切な待ち時間で、店員さんにより配膳され着丼、御対麺と相成ります。
黄金色の饂飩汁と九条葱の緑が、美しいコントラストを織りなす“あんかけうどん”へ蓮華を突っ込み汁を啜ると、ピリッと締まった風味で想像以上に美味しいですわ。
お次に饂飩汁と玉葱を饂飩へ纏わせて手繰ると、繊維を断ち切るようにスライスされた玉葱の食感と辛味が、全体を引き締めて柔饂飩をワンランク引き上げています。
本日も “駅そば” を頂ける幸せに感謝します。
御馳走様でした。
四参-弐〇弐四
”駅そば” 備忘録
天ぷら・かき揚げと、名称は様々ですが、王道メニューな “かき揚げそば” 温製における各店の単価設定と、麺の種類を記載しました。
電鉄系、大手資本系、独立系の “駅そば” が、群雄割拠し熾烈な攻防を繰り広げており、目が離せません。笑々 (厳密には ”駅そば“ とは言えないものや、現在の単価設定と異なっておりましても御容赦下さい。)
原油や食材の価格高騰の影響により2021年から2022年にかけて、“駅そば” 界へも価格改定の嵐が激しく吹き荒れました。
更に継続的な価格高騰を理由として、2022年には年間2度の価格改定を行う店舗も現れ、悲しき哉急激にCPが悪化しています。
そして2023年も年初から価格改定が継続されています。
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茹で置き蕎麦提供店
日栄軒 ¥420 ⇒ ¥ 470(2022.10)
¥470 ⇒ ¥ 500(2023.10)
(2024.02価格据置確認)
雷神 ¥480(冷凍麺 2023.10)
丸川食堂 ¥470 (2023.05)
濱そば ¥410 ⇒ ¥420(2022.03)
¥420 ⇒ ¥440(2022.09)
¥440 ⇒ ¥470(2023.06)
大船軒 ¥390 ⇒ ¥400(2022.03)
¥400 ⇒ ¥420(2022.09)
¥420 ⇒ ¥470(2023.06)
(2024.03 大船軒最後の本郷台店閉店)
川村屋 ¥390 ⇒ ¥410(2022.04)
¥410 ⇒ ¥420(2022.08)
(2023.03 閉店)
(2023.09 再開店)
¥420 ⇒ ¥460
(2024年価格据置確認)
鈴一 ¥380 ⇒ ¥400(2022.02)
¥400 ⇒ ¥430(2022.07)
¥430 ⇒ ¥450(2023.07)
¥450 ⇒ ¥460(2024.01)
なか卯 ¥450(冷凍饂飩)
(2022.07メニュー落ち)
五味酉 ¥400 ⇒ ¥450(2022.10)
(2023.01 閉店)
相州そば ¥390 ⇒ ¥420(2022.05)
¥420 ⇒ ¥450
(2023.09確認)
新月 ¥390 ⇒ ¥420(2021.12)
(2023.09価格据置確認)
ういーん ¥350 ⇒ ¥380(2022.11)
(2023.11休業中を確認)
ごん兵衛 ¥280 ⇒ ¥300(2023.07)