警察庁によると、2022年の特殊詐欺の被害額は361億4000万円(前年比28%増)、被害件数も1万7520件と、一向に減る気配はありません。
電話による「オレオレ詐欺」時代から手口は様々に増えましたが、現金での手渡しが主流になっているようです。
PCやスマホに対する「サポート詐欺」の被害も減りません。
2023/4/15の記事によれば、「パソコンがウイルス感染」したという偽警告で、2023年以降、石川県内で実害5件、346万円 の被害が出た とのこと。また、北九州市の60代の男性が1月に約180万円をだまし取られるなど、福岡県内では2023年4月末時点で既に42件、1,451万円余りの被害が確認されています。
サポート詐欺の手口ですが、まず犯罪者は、セキュリティの甘いサイトに侵入して、そのホームページを改造したり、YahooやGoogleに偽の広告を掲載します。
被害者がそのサイトを開く、または広告をクリックすると、被害者のPCに「ウィルスなどに感染した!至急サポートに電話してください」という消せない画面が表示され、音声でも警告してきます。
あせった被害者は、画面に表示された050で始まる番号に電話してしまいます。
すると、カタコトの日本語を話すサポートの人が電話口に出て、「パソコンの復旧作業をするので、サポート代金が必要です。1年契約で3万~5万円です」などと言われ、支払い方法として、近所のコンビニに行って、プリペイドカード(プリペイド型電子マネー)を購入させ、その番号を電話で聞いて、犯人のものにするという詐欺です。
これだと被害額は3~5万円ですが、犯人は「この番号は使えない」とか理由を付けて、さらに何度もプリペイドカードを購入させます。そのため、被害額の平均が69万円にもなってしまうのです。
プリペイド型電子マネーは他人に譲渡することが可能なため、銀行口座振り込みなどと比べて匿名性が高く、犯人検挙につながりにくいからこの方法が採用されていると思われます。



上記のような画面になってしまった場合は、表示された電話番号には絶対に電話せずに、PCに詳しい人や修理業者に相談してください。
電話による「オレオレ詐欺」時代から手口は様々に増えましたが、現金での手渡しが主流になっているようです。
PCやスマホに対する「サポート詐欺」の被害も減りません。
2023/4/15の記事によれば、「パソコンがウイルス感染」したという偽警告で、2023年以降、石川県内で実害5件、346万円 の被害が出た とのこと。また、北九州市の60代の男性が1月に約180万円をだまし取られるなど、福岡県内では2023年4月末時点で既に42件、1,451万円余りの被害が確認されています。
サポート詐欺の手口ですが、まず犯罪者は、セキュリティの甘いサイトに侵入して、そのホームページを改造したり、YahooやGoogleに偽の広告を掲載します。
被害者がそのサイトを開く、または広告をクリックすると、被害者のPCに「ウィルスなどに感染した!至急サポートに電話してください」という消せない画面が表示され、音声でも警告してきます。
あせった被害者は、画面に表示された050で始まる番号に電話してしまいます。
すると、カタコトの日本語を話すサポートの人が電話口に出て、「パソコンの復旧作業をするので、サポート代金が必要です。1年契約で3万~5万円です」などと言われ、支払い方法として、近所のコンビニに行って、プリペイドカード(プリペイド型電子マネー)を購入させ、その番号を電話で聞いて、犯人のものにするという詐欺です。
これだと被害額は3~5万円ですが、犯人は「この番号は使えない」とか理由を付けて、さらに何度もプリペイドカードを購入させます。そのため、被害額の平均が69万円にもなってしまうのです。
プリペイド型電子マネーは他人に譲渡することが可能なため、銀行口座振り込みなどと比べて匿名性が高く、犯人検挙につながりにくいからこの方法が採用されていると思われます。



上記のような画面になってしまった場合は、表示された電話番号には絶対に電話せずに、PCに詳しい人や修理業者に相談してください。