いやぁこの夏も暑かったですね~。我らが群馬県では、国内で観測史上初めて、6月に40℃を超えました。
あまりにも暑い日には、鉄道の線路(レール)が熱膨張してゆがんでしまい、列車の脱線事故が起きた!なんて話を大昔に聞きましたが、
ここ数10年は全く聞かなくなりましたね。日本の技術力は素晴らしい。

熱でゆがむと言えば、NECが2012年8月に発売した薄型軽量ノートパソコン LaVie Zシリーズがあります。
( LZ750/HS LZ550/HS )
世界で初めて、筐体(きょうたい=ケース・ボディ)の一部(底面=ボトムカバー)に「マグネシウムリチウム合金」を採用しています。
その他、天板などにマグネシウム合金を使うことにより、13.3型ノートPCで、世界最軽量(当時)を実現したとのこと。

2013年10月には 同じく底面にマグネシウムリチウム合金を採用した LZ750/NS、LZ650/NS、LZ550/NSが登場。
2014年には 同じく底面にマグネシウムリチウム合金を採用した LZ750/SS、LZ650/SS、LZ550/SSが登場。
2015年になると、底面だけでなく、天板にもマグネシウムリチウム合金を採用した HZ750/AA、HZ650/AA、HZ550/AAが登場。
以下省略。

マグネシウムリチウム合金は「薄型軽量」ですが、どうやら熱には弱いらしく、特に底面は数年もすると、激しくゆがんでしまいます。
ゆがむとどうなるかというと、PCの底がフラットではなくなるため、タイピングするたびにぐらつく、見た目が非常に悪くなります。

※ すみません、画像はありませんが、実物を見たことがあります。ネット上にはいくつか載ってます。

ご存知のように、パソコンは発熱するデバイスであり、高性能になればなるほど、発熱が大きくなります。ノートパソコンは「より小さく軽く」を目指して開発されているため、どうしても冷却機能が弱点になります。

マグネシウムリチウム合金を採用した中古ノートパソコンを買う場合は、必ず底面をチェックしましょう。Webショップでは、底面の写真を載せているところにしましょう。
ただ、買った時点ではゆがんでいなくても、経年劣化でゆがんでしまうこともありますので、買うのは推奨いたしません。

なお、2022年現在、NECの軽量PCを謳うシリーズは「LAVIE NEXTREME Carbon」となり、マグネシウムリチウム合金ではなく、カーボン素材が採用されているようです。

カーボン素材の耐熱性は不明なので、数年経ってからその評価が出てくると思います。