仕事の効率を上げるために、目的を細かく分ける | 効率アップと経費削減入門 会社の利益が増えるパソコンの使い方

仕事の効率を上げるために、目的を細かく分ける

こんにちは、川崎です。


仕事の効率を上げるために、目的を細かく分ける


仕事には必ず目的があります。

その目的を正しく理解しないと、仕事の効率が下がってしまいます。

何故でしょうか。

それは、目的を間違えると仕事の結果が違ってしまうからです。

結果が違えばやり直しや、修正をします。

そうなると、余分な時間がかかり、効率が下がってしまうのです。


ところが、目的を正しく理解しても、効率が下がる場合があります。

それが、今回のテーマです。


仕事は、いろいろな作業が組み合わさって出来ています。

それらの作業は、仕事を達成するために行います。

1つ1つの作業を淡々と処理すれば問題ありません。

しかし、作業の結果や手順が気に入らない場合があります。


そんな時、作業をやり直したり、手順が簡単になるようにします。

つまり、改善をしようとするわけです。

これをすると、余分な時間がかかり、効率が悪くなります。

しかし、その人はそんな考えはありません。

それより、作業をうまくやる事に集中してしまいます。

これは、正しいことでしょうか。

残念ながら、そうではありません。

作業をする人は、作業を予定時間内に完了させるのが目的です。

手順は、作業を完了させるための手段でしかありません。

しかし、いつの間にか作業をより良くやろうとします。


これは、目的と手段をいつの間にか取り違えた例です。

この様な事は、しょっちゅう起こります。

目的を正確に理解していても、これを防ぐ事ができません。

目の前のことに夢中になってしまうからです。

では、どうしたらいいでしょうか。


答えは、意外と簡単です。

それぞれの作業に目的を決めるだけです。

一番簡単な方法は、決められた作業を行い、余分なことは一切しないという目的にします。

こうすれば、作業の結果が気に入らないといって、やり直しをする事もありません。


そして余分なことしなくなったら、作業毎に目的を設定します。

1.何のために、その作業をするのか

2.仕事の目的は何か

3.次の作業に無理なくつながる状態を作る



この3つを考えて、目的を決めます。

ある作業では、スピードを優先する。

別の作業では、正確さを優先する。

この様に作業毎の目的を決めます。


簡単ですが、これだけで、手段と目的の違いをかなり減らせます。

結果として、作業の効率を上げる事ができます。


ではでは。