フレキシブルプリント配線板が高コストである理由1 | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

ネットでプリント配線板を販売サイトが存在するが

フレキシブルプリント配線板は
原則的には
ネットで販売することには困難が多い。
FR-4、CEM-3 などを中心とした
リジット(硬質)プリント配線板は
製造工程が標準化されているため
外形寸法
板厚
層数
表面処理
程度の情報を提示すれば
試作品程度であれば価格の算定は不可能ではない。
しかし、フレキシブルプリント配線板は
リジットプリント配線板と比較して
工程が煩雑で提示するべき情報が多く
対応することが可能な工場も少ない。
フレキシブルプリント配線板が高コストである理由をご案内してゆく。