ソルダーレジスト(SR)塗布 | 続 サルでもわかるプリント基板のはなし~きばんやおやじのブログ

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プリント基板の基礎から、実装技術を駆使した品質管理のノウハウ、コストダウンの方策まで、電子機器のものづくりのノウハウの虎の巻です

回路形成後に

ソルダーレジスト(ソルダーマスク)を形成するが

インクを塗布または印刷する工法はソルダーレジスト

インクを噴霧する工法はソルダーマスク

と呼ばれるようだが

いずれの用語も同義と理解される。

工法はいくつかに分類されるが

スクリーン法

カーテン法

スプレー法

あたりが汎用性が高い。

さらにフレキシブルプリント配線板では

カーバーレイを積層する工法がある。

均一に形成することができることから

近年はスプレー法が一般的ではあるが

個人的にはスクリーン法を推奨したい。

理由は明白で

低コストであるためである。

スプレー法では、

インクを広角に噴霧するため、

インクの消費量が増える。

スクリーン法とスプレー法の

インクの消費量を比較すると

工程の管理能力にもよるが

消費量に20~30%程度の相違があると思われる。