露光が完了すると
次は現像作業に移る。
露光後の基板は、
ひと目見ただけでは
露光状態は判別できない。
そこが露光作業の難しいところで、
慣れていない諸兄が
一番失敗しやすい作業である。
当社の感光基板の一番のメリットは、
まさにこの部分にある。
我々の方法では、
露光の失敗がまず起こらない。
理由として、
1.感光基板のフィルム部分をコーティングしており、
劣化が起こりずらい。
2.露光機の性能を高め、
広いスペースで露光作業を行うことができる。
露光作業が終わった基板は
速やかに現像液のトレーに移す。
現像液は、
上記のように液剤を容器(タッパーなど)に入れ、
ぬるま湯(25~35℃)で溶かして作る。
液をへらなどで攪拌すると良い。
しばらくすると
パターン部分にフィルムが残った状態になる。
現像されるとパターンがはっきりする。
現像が足らない場合は、
現像液にもどしても問題はない。
現像液の色が変わってきたら、
新しい液に交換すること。
現像液から基板を取り出して乾燥すれば
現像作業は完了。
次はエッチングの方法について解説する。
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