今までよく知らなかった口の中の世界
ちょっと勉強してみると面白くなってきます。

舌のポジションを学習していくと体が反応してきます。
自然に正しい位置に導くトレーニングは
いろんな効果が出そうな予感です。
まずは正しい舌の位置を覚えます。
安静時に正しい位置に舌がある人は3割程度らしいです。
後の7割の人、再学習が必要ですね(笑

タングスポットに舌を当てた状態ここが安静時のポジション。
この位置を学習するために手っ取り早いのがマウスピース。
この位置に出っ張りがあり、正しい位置を教えてくれます。
私がお勧めしたいのは、風船を使った学習。
コツをつかめないと難しいですが、正解不正解がわかりやすいです。

PRIが風船を使ってる理由が舌のポジション学習にもありそうですね。

タングスポット

ちょっと解説。(メンドくさいことが書いてありますので専門家以外は写真まで飛びましょうw)

新生児から発達の過程で舌の運動発達は全身の運動に影響を及ぼします。
舌が横に動けない間は赤ちゃんは正中線を超える運動ができません。

意思のある動きのスタートは授乳だと思います。
授乳の時の舌の動き。
学ぶものが多いです。
授乳時のいろんな影響で舌の使い方に個人差が出てきます。
この個人差が、歯並び、顎の形などに影響してくるようです。
またその後の離乳食などの影響も多いようです。

舌を使うとき、舌の動きに注意して動く人はいません。
嚥下、発生、呼吸の際我々は舌を自然に器用に使います。
完全なるエクスターナルキューイング。
意識した状態で使えるようにして
無意識化で使えるトレーニングをしていく。




トレーニングはDNSの6month positionを使わせてもらいます。
この格好で鼻呼吸をすると結構苦しいです。
ただ深く鼻から呼吸するだけのトレーニングです。
注意点は頚でブリッジしないこと。顎が上がらないように頚を長く保ちます。

舌の位置と動きが正常に収まれば
口呼吸の改善(鼻炎、いびき、睡眠時無呼吸症候群、虫歯、風邪予防などなど)
いろんなことの改善になりそうですよね。
口呼吸のせいで起こっていると言われていることがたくさんありますもんね。