特許申請中の製品 エルコーター。
そろそろ出してもいいかなという事で公開します。
舗装屋さんが喜ぶシリーズ第2弾。
舗装をする時は、
この様な側面&表面に、アスファルト乳剤(接着剤の様なもの)
を塗るのですが、現在、多くの会社さんにおいて、手作業で行っています。
道具は庭に使うホウキで、
ペール缶に入れたアスファルト乳剤にポチャンと付け、
こぼさぬように所定の位置に持っていき、
腰をかがめて、
シャッシャッシャッと、
少しずつ塗っていくのです。
地道な作業です。
こんな感じです。
①シャッシャッシャッ
ペール缶にポチャン。
シャッシャッシャッ
ペール缶にポチャン。
②・・・・・・(動きが止まる)
③うぅ~っと、腰を伸ばす。
④誰か替わってくれないかなと思いながらもまた①に戻る。
これを何度も繰り返す。
モルタル練りと同様に、新入社員がやらされて嫌になる作業の上位です。
長い事同じ姿勢でいるので、腰が固まってしまって痛くなりますし、
遅いと次の作業に取り掛かれないので、
結局、皆さん適当にやられてしまっている様です。
が、
この作業は本来、
既存の舗装との密着を高める。
表面の雨水などの浸透を防ぐ。
など、
舗装の耐久性に関わってくるものなので、
しっかりやらなくてはならないものだと思うのです。
しかし「早く確実に」を、マンパワーのみに頼るのは
一昔前ならまだしも、この時代においては酷です。
そこで、
誰でも簡単にあっという間に塗布できるものを造りました。
通常の乳剤スプレイヤー(手動式・エンジン式とも)に取り付け、こんな風にして使います。
この手作業が一瞬で終わります。
100mだって歩くスピードであっという間に終了です。
ぐふふふふ。
90°
耐油性のゴム(厚みは5㎜)を使用しています。
毎度の事ながら、ここまで来るのが結構大変だった。
頭の中で出来上がっても、
現実に造ると、計算通りにはいかず、
何度か造り直しました。
手造りだと気が付く事が多く、
また一つ賢くなりました。
このままいけば、おそらくあと300年位でアインシュタインレベルになれそうです。時間がないね。