またまた、少し間が空いてしまいましたが、恒例になりつつある!?ガーンテレビビーバップハイヒールからのお話ですニコニコチョキ


今回は、いつも以上に『知らなかったぁ~』と感動ラブラブ!すると思いますよニコニコ


内容は…

【学校では教えてくれない!学校のモノ物語】

です。二回に分けてご紹介しますニコニコ



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誰もが子供の頃に使った懐かしいモノに隠された物語


私たちの身の回りにあるモノの数々。
そのモノの裏には、それぞれ意外な秘密が隠されている。


例えば鉛筆はなぜ六角形なのか?


それは鉛筆は親指、中指、人差し指の三点で押さえるため、3の倍数だと手に馴染んで書きやすいから。

しかし、三角形にすると、木の薄い部分と厚い部分が出来て芯が折れやすくなる。

かと言って、九角形だと、転がりやすく、落としたり、紛失するもととなる。

だから、鉛筆は六角形がベストなのだ。


そんなモノに関する秘密が沢山隠されている場所がある。

それは…学校。

黒板、チョーク、ランドセル…学校生活を彩るモノには、その数だけドラマがある。

例えば…学校で使った“あるモノ”は、赤ちゃんが履くおむつカバーから生まれた。


学校のモノ物語~おむつカバーから生まれた○○~

1945年、当時ベビーブームもあり、おむつカバーが飛ぶように売れていた。

ここは、フットマーク株式会社。
しかし、その後、徐々に出生人口が減り、追い打ちをかけるように、紙おむつが登場。夏場になると、おむつカバーの売り上げは激減。

社長 『どうしたらいいんだ…在庫はこんなにあるっていうのに!』

なんとか夏場でも売れる商品はないか、おむつカバーの素材や技術を使って何か出来ないものか。

煮詰まり頭をかかえた社長は、何を思ったのか、おむつカバーを被ってみた。

社長 『帽子にはなるのに…どうしたらいいんだ…』

と…その時…

社長 『(テレビを観て)…これだ!!』

テレビから流れてきたのは、東京オリンピックの水泳競技!

社長 『水泳帽だ!』

たまたま被ったおむつカバーが帽子っぽかったことから、生まれた発想。

そして、なにより水を弾くおむつカバーのナイロン素材が水泳帽の素材としてもピッタリ。

この水泳帽を売り込んだ先が学校。

ちょうど全国の小学校で、プールの普及が進んでいる時期だった。

こうしておむつカバーから生まれた水泳帽は、一気に全国へと普及したのだ。



今回のカシコブレーンは…明治学院大学講師・作家 夏目幸明さん

500以上のモノの製造現場を訪れ、開発者達の苦労や努力を取材したモノ物語の探求者

『子供の頃、当たり前のように使っていた学校にあるモノ。それがなぜ生まれたのか?なぜこのカタチになったのか?大人になった今だからこそ楽しめるドラマや秘密がたくさん隠されているんです。』



学校のモノ物語①~音楽室の怖い絵~

ーー音楽室を掃除している子供たちーー

ふと壁のベートーヴェンの肖像画に目をやると、ベートーヴェンの目が動いた?

ある男の子 『うわぁ~~ベ、ベートーヴェンの目が動いた!』

他の男の子 『ホントか?』

ある男の子 『ほら!また!』

みんな 『キャー』と言い、音楽室から出た。


ベートーヴェン、モーツァルト…音楽室に飾られていた音楽家たちの肖像画。

一体、誰が描き、なぜ飾られているのか。

そう…あの肖像画にも物語があった。


出版社社長 『最近楽譜の売り上げはどうですか?』

販売店店主 『そこそこ売れてますよ。でも最近他の会社も楽譜を売るようになったからねぇ。社長さんのところもうかうかしてられないんじゃないですか。』


楽譜を出版している、全音楽譜出版社は、どうしたらライバル会社と差をつけられるかを考えていた。

社員 『会社の宣伝用になにか作りますか?』

社長 『カレンダーとかどうだろう?そのカレンダーに、有名な音楽家の顔を載せて楽しめるようにしよう!』


早速、社長は知り合いだった、大貫松三(おおぬきまつぞう)という画家に、音楽家の肖像画を描いてもらうように頼んだ。

大貫 『昔の音楽家?写真か資料はあるのかね?』

社長 『そこそこ有名な人は残っているけど…ないものもある。ある程度は想像でいいから…。』


大貫は仕方なく、石膏で出来た顔型や他の人が描いた肖像画を参考に、ベートーヴェンやモーツァルトといった音楽家たちの顔を描いた。

大貫 『こんな感じの顔でいいか…』

あまり資料が残っていない音楽家にいたっては、想像で描いた。

こうして出来上がった宣伝用の肖像画カレンダー。

すると、これが思わぬ方向に…。


ーー電話が鳴るーー

社長 『はい、もしもし…』

電話の主 『そちらのカレンダーに描かれている音楽家の絵が欲しいんですけど…』

社長 『えっ?どういうことなんですか?』


実は、1967年に文部省の教材基準が変わり、世界の音楽家の肖像画を音楽室に置くように…と、指示がでたのだ。

社長 『(このカレンダーの絵、そのまま使えるじゃないか!)』


こうしてカレンダーの肖像画を商品化したところ、全国の学校から注文が殺到。

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そう、音楽室にある肖像画は、元々宣伝カレンダーに描かれたものだったのだ。


《備考》
音楽室の音楽家の肖像画は、36枚セット13,650円(税込)で、現在も販売しています。


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学校のモノ物語②~体育の必需品~

楽しい体育の授業で、誰もが被った赤白帽。

実はこの赤白帽は、意外な人物が作ったものだった。


赤白帽が普及する前、体育の授業では、赤と白のハチマキが使われていた。

先生 『はい、今からチーム替えをしま~す』

子供たち 『めんどくさ~~い!』

先生 『いちいち文句を言わない!』


そう、ハチマキを取り替えるのには時間がかかり、面倒臭かった。

そんな子供たちの様子を(外から)見ていた一人の男…。

男 『(やっぱりハチマキは不便だなぁ。何かいい方法はないかなぁ。)』


そこで男が考えたのが、表が赤、裏が白というリバーシブルになった帽子。

男 『(これから裏返して被るだけでいいし、遠くからでも色がよく分かる…)』

男が考えたこの帽子はその便利さから、一気に全国の学校へ広まった。


しかし…この男、一体、何者なのか?

それは…
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落語家・柳家金語楼(やなぎやきんごろう)

大正、昭和に渡ってお笑い界に君臨し、三大喜劇人の一人と称された爆笑王。


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NGK(なんばグランド花月)の入り口に肖像画がかけられる程の大御所。

そして、この柳家金語楼のもう一つの顔…それが発明家。

消しゴム付き鉛筆、置くときに便利な爪楊枝の切れ込みなど、これらは柳家金語楼の発案によるものなのだ。

偉大な落語家は、偉大な発明家でもあった。



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赤ちゃんのおむつカバーから、水泳の帽子!?目目目


音楽室にある音楽家の肖像画は、一部、想像で描いた!?目目目


知らなかったぁ~ガーン


次回は…

学校のモノ物語③~学生服のボタンの謎~

「ジャポニカ学習帳」の表紙写真に秘められたある人物の熱い想いとは?

学校モノ まるごと HOW MUCH!

ですニコニコ
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