自民党は17日、都内のホテルで党大会を開いた。岸田文雄首相(党総裁)は派閥の政治資金問題を巡り「深い反省の上に政治の信頼回復に向け、私自身が先頭に立って自民党改革、政治改革を断行すると約束する」と表明した。

 

 

自民党大会は紛糾することもなく終わった。
ネット中継ではニコニコ経由でいろんな書き込みがあった。

岸田首相には「かっこいい!」というのもあれば、「やめちまえ!」というのもあった。

茂木幹事長には「明日の、明日の、ばっか言うな!」とか、自由な開かれた大会だと思う。

 

 

まあ、首相は裏金問題のお詫びをしたことはした。

 

演説で岸田総理大臣は派閥の政治資金パーティーをめぐる問題について「多くの疑念を招き、深刻な政治不信を引き起こす結果となり党総裁として国民に心からおわびする」と陳謝しました。

 

その上で、茂木幹事長に対し、関係議員の処分について結論を得るよう指示したことを明らかにし「収支報告書の不記載の金額や程度、これまでの役職などの議員歴や 説明責任の果たし方など状況を総合的に勘案し党紀委員会の議論を経て、厳しく対応していく」と述べました。

 

 

自民党大会がシャンシャン大会だとか、討論がないとかいう批判はある。

 

 

しかし、自民党が原理的なものを基本にして真面目に討論しだしたらどうなのだろうか?

 

 

これが日本会議ではなく、自民党大会になったらちょっと怖くないか?

 

原理的な問題で、あいつは東京裁判の解釈が執行部と違う!なんて除名されたりしたら、ちょっと危ないと感じるだろう。

 

そのまま、大会後はみんなでデモをしたりしたりして。

 

 

これはちょっと怖いのでやめてほしい。

 

日本会議の原理は旧生長の家とか復古主義的なものだけれど、それに政策をくっつけて、運動のやり方は左翼の手法を真似たらしい。

だから、集会には神道政治連盟や神社本庁なんかからも動員したりする。

 

組織は長崎大学の民族派の学生運動をやっていた人なんかが作ったとか。

だから自民党大会は原理的に真面目にやらないほうがいい。

 

 

でも、いくら真面目でなくてもいいと言ったって、和歌山市内のホテルで開かれたこの青年局のパーティーなんかは参加者全員、懲罰もんでしょ。

 

 

和歌山市内のホテルで自民党青年局・近畿ブロックの会議が開かれ、青年局の国会議員や多くの地方議員らが出席していた。

その会議の後に開かれたのが、懇親会。
そこに露出度の高い衣装を着た複数の女性ダンサーが現れ、ステージで踊ったり、参加者にボディタッチをしたりしたという。

問題の懇親会に参加したという大阪府議は、FNNの取材に「こんな余興があるとは知らず、ぼう然とした。これはまずいと思いながら手拍子するしかなかった」と回答。

この府議によると、ダンサーは2回登場し、初めの露出度は高くなかったものの、参加者の酔いが回ってきた2回目には下着のような露出度の高い衣装で出てきたという。

 

 

いくらなんでもこれはねえ。

 

で、自民党大会は終わった。

 

首相は処分と並ぶ今後の課題として政治資金規正法の改正を挙げ、「今国会で実現する」と強調。国民の信頼回復に向け、自身や党幹部が全国を回り、党員や国民の声を聞く「政治刷新車座対話」(仮称)を進める方針も示した。

 茂木氏は関係者の処分に関し「早期に厳正な対応を取っていく」と述べた。

 大会では裏金事件を踏まえた党則改正を決めた。幹事長が政策集団(派閥)に説明責任を果たすことを求められるようにする内容だ。会計責任者が立件された場合の議員処分新設を柱とした党規律規約などの改正も報告。「これまでの『派閥』から脱却し、二度と復活させない」とうたった2024年の運動方針も採択した。

 

 

 

派閥から脱却と言っても、今ある派閥は存続して、新しい派閥は作らない意味とか。

いずこの組織も執行部に都合のいいように方針はつくっれるものです。