学生の頃、京都に居たとき、アメリカンタイプのケーキを出すCCS(シーシーズ)という店があった。そこで食べたメープルシフォンケーキが私のメープルを使ったお菓子の原点だ。
大きく、甘く、値段もとびきり高かった。今だって十分高い。
しかしメープルとくるみの香りが何とも印象的で長い間、再現したいお菓子の一つになっていた。

当時はメープルエッセンスは日本では手に入らず、今のようにメープルシュガーもなかった。

シーシーズのメープルシフォン、久しぶりに食べてみたいお菓子ではあるけれど、味の記憶が強すぎて、今更食べるのがコワイ。