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今日は少し長めの記事ですが、5分ほどで読めます。

ぜひ最後まで読んでみてください!
 

昨日の問いかけでは、 「誰かと比べてしまった経験」 について考えましたが、いかがでしたか?

「SNSを見て、すごい人と比べてしまう」
「仕事や趣味で、つい周りと比較して落ち込んでしまう」
「つい、昔の自分より今の自分ができていない気がして焦る」

こんな経験、誰にでもありますよね。


でも、ここで大切なのは、 「比較すること自体が悪いのではない」 ということです。

最近、「自己肯定感を高めよう!」 という言葉が広まる中で、
「誰かと比べちゃダメ、ありのままのあなたでいよう。比べると苦しくなるよ」 と言われがちです。

でも、 本当に「比較」は悪いものなのでしょうか?

 

  自己肯定感を高めることがゴールではない

 

よく「日本人は自己肯定感が低い」と言われます。
だからこそ、「自己肯定感を高めよう!」という風潮が強まっています。

自己肯定感が高いことはいいことかもしれませんが、
「自己肯定感を高めること自体がゴール」になってしまうと、 本質を見失う ことがあると考えています。

例えば、世間ではこんなふうに言われることが増えています。

「自己肯定感が高い=幸せ」
「自己肯定感が高い=成長できる」

でも、この考え方に縛られてしまうと、むしろ 「自己肯定感が高いからこそ変われない」 という状況に陥ることもあるのではないでしょうか?

 

    
無理に自己肯定感が高いと思い込むことで、
本当の自分を見つめる機会を失い、
長期的にみるとまた苦しくなってしまう
恐れがあるのです。

 

 

  比較をどう活かすか?

 

僕が運営する パスファインダーアカデミー では、
「比較しないことが大事」ではなく、「比較をどう活かすか?」が大事 だと考えています。
 

なぜなら、 人間は本能的に比較してしまう生き物であり、ネガティブを意識する生き物だから。

比較が生まれる場面って、 自分がネガティブに考えたときが多い のではないでしょうか?

でも、ネガティブに捉えるからこそ、自分に足りないものを見つけることができる。
もし、ずっとポジティブでいたら、 本来改善すべきポイントが見えなくなってしまう んです。

だからこそ、 「比較≒悪」ではなく、「比較を成長のチャンスにする」 ことが大切です。
では、実際にどうすればいいのでしょうか?

そこで、パスファインダーアカデミーでは「比較」を活かす方法として、向き合い方を大切にし、次のことをお伝えしています。

【比較を成長につなげるために】

📌 「自分史上初」を意識する
過去の自分と比べて「今できていること」を見つける。
「できていない自分」ではなく、「成長した自分」に目を向ける。

📌 「他人のやり方」を自分事として考える
「あの人はすごいな……」 で終わらせない。
「あの人はどうやってるんだろう? 自分ならどう活かせるかな?」 と考える。

 

この視点を持つことで、『比較に落ち込む』のではなく、『比較を成長のエネルギーに変えられる』ようになるのです。

 

  耳の痛い話が教えてくれる、自分の姿

僕は、セミナーを受講してくださる方には『ただ気持ちよくなる』のではなく、実際に『成長してほしい』と願っています。

だからこそ、セミナーではあえて耳の痛い話もお伝えしています。

というか、それぞれに違うところで耳が痛いと感じる話があると思います。

 「全肯定・全承認」という言葉にかこつけて、楽しかった・気持ちよかったで終わるようなセミナーは、 セミナーではなく「サービス業」といっても過言ではないと考えて、講座を運営しています。

もちろん、「気づきがあった!」「楽しかった!」と感じてもらうことは大切です。
でも、そこに加えて、「そこから何を学び、どう成長するか?」という視点を持てることが、 本当に意味のある学びだと考えています。

では、なぜ「耳の痛い話」が必要なのか?

それは 「自分としっかり向き合う機会になる」 からです。

耳の痛い話を聞いたとき、人は無意識のうちに 「何かと比較している」 ことが多いんです。


誰かに指摘されたとき、できていない自分と「理想の自分」を比べる
 

人の言葉を通して、「本当はこうありたいのに」という気持ちが浮かび上がる 


「できていない自分」を突きつけられるからこそ、モヤモヤする


このモヤモヤは 「比較することが悪い」のではなく、「本当はもっとこうなりたい!」という気持ちがあるからこそ生まれるもの なんです。


つまり、『耳が痛い』と感じたときこそ、自分の理想や目標と向き合うチャンスなのです。

 

  「耳の痛い話」をどう受け止めるか?

 

では、耳の痛い話をどう受け止めれば、成長につなげられるのでしょうか? 

 

ここで大切なのが 「全肯定・全承認」をうまく活用すること です。 

 

「耳が痛い」と感じた時に・・・

✅ まずは、相手の言葉を「うんうん、そうなんですね。」と受け入れる。(←全肯定・全承認)

 

✅ そのうえで、「私はこう考えますが、その点どう思いますか?」と Iメッセージ を使って伝える。

 

 このようにすることで、一度「自分の考えを整理」した上で、 建設的な対話が生まれます。僕は、この建設的な対話を『フィードフォワード』と呼んでいます。フィードバックが過去を振り返るためのものなら、フィードフォワードは『未来』に向かって『希望』を育てる対話です。

その結果、批判をただ受け止めるだけでなく、成長のきっかけとして活かすことができるのです。

本気で成長したい人にとって、「耳の痛い話」こそが、人生を変えるきっかけになる。
むしろ、「耳が痛い」と感じた瞬間こそ、相手の言葉を自分事として捉えていて、「成長のタイミング」となると言えます。

つまり、自分にとって「耳が痛くなる話」を「ただの批判」「自分とは関係ない」として跳ね返すのではなく、 そこから 「何を得ることができるか?」 という視点を持つことが大事となるのです。


 

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。
このテーマについて、 「あなたの経験」 をコメントで教えてもらえると嬉しいです!

✅ 比較して落ち込んだことがある
✅ 耳の痛いことを言われて悔しかったけど、成長につながった
✅ 「この言葉が自分を変えた!」というエピソードがある

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あなたの言葉が、誰かの背中を押すきっかけになるかもしれません。
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明日は、今日の話とつながる "自己肯定感" について考えます!
8時ごろアップ予定なので、通勤時間やお昼休みに、ぜひ読みに来てくださいね!

もっと深く知りたい方へ】
このテーマについて、 note にて「自己肯定感ブームに警鐘!」という記事を公開しています!
「日本人の自己肯定感は本当に低いのか?」 という視点から、自己肯定感の本質について深掘りしています。
明日の記事にも関係するので、ぜひ、合わせて読んでみてくださいね!
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