PCT出願 | 弁理士Hの気まぐれメモ

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カモノハシのイコちゃんをこよなく愛する38歳弁理士♂が、日頃の仕事で知り得た情報でメモっておこうと思ったことや、思ったことをとりとめもなく発信します。


テーマ:
PCT出願について。

特許をやっている方には釈迦に説法なので、リンク先を表示することを主目的とします(をい)。

PCTとは、Patent Cooperation Treaty(特許協力条約)の略称で、ざっくりというと、出願希望国に対して一括して出願できる制度です。

PCT前はパリ条約に基づく優先権を主張して各国ごとに各国言語に翻訳して出願する必要があったのですが、PCTを利用すると、(とりあえずは)一括で出願手続を済ませることができます。

国内の出願を優先権主張して、それから1年以内にPCTを出すのが一般的だと思われます。いきなりPCTを出す会社もありますが、多数派ではありません。

通常は最先優先日より30ヶ月以内(PCT出願後30ヶ月、とは限らない)に、出願希望国の言語に翻訳したうえで各国の特許庁に出願します。必要に応じて審査請求の手続きを行った上で、審査が開始されます。つまり、PCT出願をしたとしても、その後の各国移行手続を行わなければ権利が消滅してしまいます。

この30ヶ月の間に、出願の要不要を判断し、不要な場合には手続を行わないことで費用を節約することができます(大企業などにとってはこの猶予が最大のメリットと思います)。

なお、日本国特許庁を受理官庁として出願する場合には、日本語または英語(国願法施行規則12条)を出願言語とします。特許では翻訳費用がバカにならないので、最初だけでも翻訳費用を節約できるのは大きいです。

代理人への委任状は、2004年以降は不要になりました。

特許庁による、PCT出願に関する概要の説明は以下にあります。
http://www.jpo.go.jp/seido/s_tokkyo/kokusai1.htm

同じく特許庁による、PCT出願手続に関するQ&Aは以下にあります。
http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/t_tokkyo/kokusai/pct_tetuduki_qa.htm

費用関係は、以下にあります。
http://www.jpo.go.jp/tetuzuki/ryoukin/kokuryo.htm

特許庁の説明会(PCT制度のトピックス)資料は以下にあります。
http://www.jpo.go.jp/torikumi/ibento/text/pdf/h22_jitsumusya_txt/09-23.pdf

これからちょこちょこ内容を追加していこうと思います。


WIPOの、各国情報へのリンクが以下にあります。宜しければ。
http://www.wipo.int/pct/en/appguide/index.jsp

PCT出願の、各国移行期限情報が以下にあります。
http://www.wipo.int/pct/en/texts/time_limits.html

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