今日、9月1日からヤフーブログは更新できないはずなのですが、なぜか更新できるので、昨日の勉強会について補足いたします。
 
レーダー、対人レーダー、精神工学兵器
 
レーダーは標的の位置、速度などを計測する機械ですが、レーダーといっても多種多様であり、その分類もいろいろあります。
 
レーダーは計測対象、即ち、標的によって分類することができます。計測対象が異なるときには、レーダーに求められる機能などが異なります。
 
レーダーの標的が空港に離着陸する航空機のときには、空港管制レーダーになります。レーダーの計測対象が雲及び水蒸気のときには、気象レーダーといいます。レーダーの標的が道路を走行中の自動車のときには、スピードガンになり、標的が野球のボールのときには、球速測定器になります。
 
さて、人間を標的とするレーダーは対人レーダーといいます。対人レーダーといっても多種多様であり、人間の位置、速度を計測することができますが、脳波、心電位、筋電位などを計測することもできます。
 
レーダーの計測対象によって、レーダーのサイズ及び形状、電波の周波数、波形及び電波ビーム、送信機及び受信機の数、配置などはかなり異なります。
 
レーダーではイメージがわかないかもしれないので、日常生活で身近な車で例示します。車といっても、人間の移動が主な機能になるときは、乗用車、自家用車、バスなどになりますが、荷物の運搬が主な機能になるときは、トラックになり、軍事利用になると、戦車、装甲車になります。レーダーも同様なところがあります。
 
 
精神工学兵器
 
精神工学兵器は対人レーダーの一種であり、レーダの軍事利用そのものになります。
 
精神工学兵器は、基本的には、他人の頭部に電磁波ビームを照射しますが、この電磁波ビーム照射に起因して多くの機能があります。全ての機能を網羅するのは大変なので、ここでは、2つの機能に限定します。
 
1つ目の機能は音声信号を頭部に伝える機能であり、マイクロ波聴覚効果を応用した無線通信になります。この機能については、このブログで何度も紹介しているので、割愛いたします。
 
2つ目の機能は電磁波ビームに乗せた制御信号を頭部に伝える機能になります。ここが昨日の講義のメイントピックになり、マインドコントロール、心の制御などということになります。