今朝(017/9/25)の日経朝刊13面の法務欄に「AI時代のサムライ業(上)代替の危機 新事業に挑む 弁理士、商標サイトで起業/司法書士、M&Aなど仲介も」の記事が掲載されていた。

 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO21422780S7A920C1TCJ000/

 

 AIによる代替可能性について、野村総合研究所と英オックスフォード大との共同研究結果が掲載され、それによると、10年から20年後、弁理士業務の92,1%がAIにより代替できる、とのこと。

 

 この研究結果に対し、日本弁理士会の渡辺敬介会長のコメント が掲載されていた。

「弁理士は発明者と協力しつつ良い特許を作り上げるコツが大切。簡単にAIにはマネできない」


 弁理士の仕事、定形業務はあるが、それだけではないので、渡辺会長のコメント、確かにそう思うけど、むしろAIを積極的に活用すべきであると提言して欲しかった。


 例えば、定形業務が多い弁理士の仕事、AIで代替され、将来無くなるじゃないですかの、記者の意地悪い質問に対し、
 いやいやAIの活用で仕事の効率化を図り、お客様により良いサービスを提供できるようになりまっせ!

 また、公開特許公報、学会誌などの権利・技術情報や裁判例などのデータを活用して無効審判資料や侵害回避策などを探り、お客様により優れた特許戦略を提案できるようになりまっせ!

などなど。

 

 上記記事によると、既にAIを活用している弁理士を紹介していた。

 

 五味和泰弁理士は・・・AIを用いた商標登録サービス「cotobox」を9月に始めた。顧客は同社サイトで商標にしたい文言が登録できそうか調べたり出願したりできる。料金は対面で発注する場合の4分の1という。
 五味氏は「特許出願は発明者との複雑な共同作業が伴うので、当面、AIの導入は難しい」とみる。他方、「商標出願には誰かがAIを導入するだろうから、自分でやってしまおうと考えた」。

 

 

 すごい。

 


 AIに仕事が奪われると騒いでいるが、大体、10年から20年先のことなど、とてもじゃないけど、誰もわかりゃしない。