「メイド喫茶」と聞かれて
何が頭に浮かびますか
大抵の方は、
〇メイド服を来た若い女性が
〇「ご主人様お帰りなさい」と
出迎えてくれて
〇甲斐甲斐しくサーブしてくれる
みたいなカフェを想像されると
思います。
(こんなイメージですかね。)
しか~し
同じ「メイド」と発音する所でも
こんな「メイド喫茶」がある、と
読売新聞で知りましたぁぁ。
今日も「オモシロイはサイキョー」
が旗印の堀美和子のブログに来てくれて
ありがとうございます~!
ホンマ感謝ですっ!
どんな「メイド喫茶」か
場所は群馬県桐生市。
ここに昨年の7月、
「冥土喫茶 しゃんぐりら」がオープン。
メイドとして迎えてくれるのは
65〜72歳の女性。
メニューは、
おにぎりに煮物など低カロリーの
おかずを添えた「冥土弁当」や
ドリンクバー。
ではない。)
もちろんメイドさん達との
写真撮影もOKで、
飲食物をテーブルに置く時には
手をハート形に丸める
“あのおまじない”も。
「 喪え喪え、キュン。おいしくなあれ」
(本家?は「萌え萌えキュン」。
こういうポーズです。)
もうあの記事を見た瞬間
ウケちゃったんですが、
実はこれも”2025年問題”に絡めての
ことかもしれません。
”2025年問題”、ご存知でしょうか?
こういうことなんですよね。
このように真っ正面から
「これが問題です」と提示するのは
基本だし大事です。
ただ受け取る側としては、
危機感を煽られれば煽られるほど
「さてどうしたもんか?」と
思考停止に近づく。。。
正論100%が行き過ぎると、
「自分一人の力では
どうしようもないやん」
と無力感に陥る可能性もある。
しかしあの「冥土喫茶」のように、
クスッと笑って
「へぇー!?そんなことが(*'▽')」と
脳をワシワシされると、
前向きな気持ちとか、
「こんなんもあるんちゃう?」
とかって思考も働き出す。
(脳内がこういう状態になる。
)
ああいう言葉づくりや
情報クリエイティブこそ
広報の力だと思うんですよね。
「広報には
社会を変える力がある。
それも
『おもしろい』広報ほど
大きな力になる」
と常々申し上げているのはそういうこと。
「冥土喫茶」は昨年のオープンですから、
既に地元メディアでは報じられていました。
「いらっしゃいませ♡冥土喫茶へ
群馬・桐生市にオープン」
(2024.7.7上毛新聞)
「高齢者のユニークな憩いの場
その名も“冥土喫茶” 桐生」
(2024.9.13NHK)
しかし今回、読売新聞(全国版+Web)で
取り上げられたのをきっかけに、
既にあるラジオ番組で紹介され、
今後も幅広いメディアでの報道が
続くと思います。
社会課題を真っ正面から
ストレートに問うのも広報ですし、
そこに一ひねりも二ひねりもして
思わず口の端に乗せたくなるような形で
出していくのも、広報。
私は後者の、
それも「おもしろ広報」の
絶大な力を信じていますし、
実践してきました。
だから、「冥土喫茶」さんには、
「そう来たか~?!やられたぁぁ」と
思いましたが、同時に、
「おもしろいことをしてくれて
ありがとう!」
という気持ちでいっぱいです。
もう一つ、注目して頂きたいのは、
この企て(←広報は全て「企て」です)
の実施主体。
まじめが取り柄(スミマセン!)と
思われがちなNPO法人さんが
仕掛け人なんですよね。
提起したい問題がある。
しかしそれをストレートに
熱過ぎるほど語るのではなく、
“形を変えて”世に出していく。
多くのNPOさんや、
社会的企業さんの
お手本の一つになると思います。
来てくれはってありがとう~!m(_ _)m
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