モノづくり企業さんのご相談を
お受けすると、どなたも漏れなく
「うちの商品はこんなにいいんです」
「ここがこうなってまして、
ここの技術が云々・・・」
「他社の製品は□□ですが、
うちは・・・・・・」
と、一生懸命“モノの良さ”を
説明してくださいます。
それももちろん大事。
キチンとしたモノでなければ
お話しになりませんから。
しか~し、熱弁の後で
「で?」と(その先を)促すと
「へ?」というお顔を
されることがほとんど。
「へ?」の心の内を解説すれば
こんな感じか・・・と。
「今説明したやろ!
何聞いとってん!
こんだけええもんやねんから
お客さんは買うてくれるやろ!」
(心の中は恐らくこう。。。)
一方、そういう絶大な自負の裏に、
「そやけど、なんで売れへんのやろ」
「どないやって売ったらええんやろ」
という弱気が見え隠れしてる。(^^;
おばちゃんの目は節穴ちゃうで~
ちゃんと“見えてる”で~
今日も「オモシロイはサイキョー」
が旗印の堀美和子のブログに来てくれて
ありがとうございます~!
ホンマ感謝ですっ!
強気(プライド)と弱気(不安)の
間で揺れている目の前の方に、
酷なようですが、こうお話しします。
「スペック(仕様・技術・性能・効能/
最前にお話し頂いた内容)で
勝負する限り、
大手には敵いませんよ」と。
そうすると大抵、
「じゃ、どないせえっちゅうんです」
と突っかかってこられる。
(私を責めないでぇぇー!)
そこでこう申し上げます。
「“勝負の土俵”をズラしましょ」
ここでも、
「は」が常の反応。
無理もないです。
日頃、税理士や中小企業診断士
等々の先生方から、
「とにかく経費を削減して
良いものを作りましょう」
「競合他社に負けないものに
しましょう」
なんて真っ向勝負(の“王道”)を
指導されておられますから。
ひたすらその通りにして
やっとこさできた自慢の品なのに、
目の前のおばちゃん(←私のことです)
が、“自慢のスペック”から
「ズラせ」というんですから。
でもね、上に書いたとおり
“自慢のスペック”で打って出る限り、
大手との真っ向勝負。
物量・質ともに
まともに矛を交えた場合の
勝率はかなり低い。
(スペックで真っ向勝負・・・は
しんどいです。)
中小企業さんなら、
いかに“ズラす”か。
いかに“着眼点を変える”か。
(森だって水に写れば違うイメージに。)
つまり“勝負の土俵”を
変えてしまえばいいんです。
そこでは
あなたが一番ですから。
古~い話ですが、
諸葛孔明が劣勢の劉備軍を
勝利に導いたのも、
真田幸村が大阪冬の陣で勝ったのも、
「そう来るか」と
戦いの局面、即ち
戦う土俵を“ズラした”から。
歴史は多くの学びを提供してくれます。
そんな歴史からの学びを
深~く実感させてくれたのが、
講談だったんですね~。
最近久しぶりに聴きに行けて
嬉しかったので、明日書こうかな~。
来てくれはってありがとう~!m(_ _)m
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