千葉県鎌ケ谷市在住の弁理士かめやまです。
とあるお客様にて技術開発の支援をしています。
先方の実験室にて実験結果について議論するのですが、ホワイトボードがない。
情報共有に時間がかかるので議論のペースがちょっと遅め。
長らく「ホワイトボードありの環境」で育っているので、とても不便。
半年前。
たまたま都内の貸し会議室にて会議を行うことがあり、
そこには、大きなホワイトボードが２つ。
おかげで、情報共有がとても早い。
「会議するときは、ホワイトボードって便利ですよね～」
と伝えたところ・・・
その後の実験室には、きれいなホワイトボードが設置されていました
最初から「買ってくださいね」と伝えても良いのですが、
なんか「口うるさいやつ」と思われてしまう可能性もあります。
また、その意味を理解せずに買ってしまわれると、
「使わないままのホワイトボード」が目に留まるようになるわけで、
「ホワイトボード」→「使えないもの」→「誰の意見で買った？」→「弁理士亀山」
といった流れで「ホワイトボード」が「亀山って使えない」の象徴となっても困ります。
つまり、ゴールを「ホワイトボードを買うこと」としてしまうと、
その後の支援活動に支障が出るわけです・・・
こちらのゴールは「ホワイトボードを買うこと」ではなく、
お客様の思考・行動が変わっていただくこと。
そのためには、お客様の体験なしでは、変われませんし、
結果、それなりに時間がかかります。
逆にハラオチしていただくと、
「ホワイトボード」→「便利なもの」→「誰の意見で買った？」→「弁理士亀山」
といった流れで「ホワイトボード」が「亀山って便利だね」の象徴となっていただけそうなのですが、
そこはそう簡単ではなく。
プラスの印象は、スルーされやすいです （苦笑）
そんなわけで、信用を積み上げるのは大変です。
一方、それを崩すのはいとも簡単でして、一瞬で崩されますし、
その反動で、良からぬ感情も芽生えてきます。
というわけで「ホワイトボード１つ購入するにも気苦労が絶えない」のです。
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