いったん仕事をうけたら、納期までに仕事を終えなければいけません。

「納期」という見えざる敵に追い詰められた経験をもつ翻訳者は多いのではないでしょうか。

私も、もちろん。本当は敵じゃないのに、勝手に敵扱いしてごめんね。

明日納品しなければならないのに、どうしてもわからない箇所がある。焦りつつ、たくさんの本を読んで答を探す。見つからない。焦る。もっと見つからない。。。という悪循環にはまってしまったこともあります。

直前で焦ってしまうとろくなことがないので、仕事をうけたときに、だいたいの計画を立てるようにしています。

例えば、納期が2週間後だとして。

毎日どの程度の枚数をこなせばできるのか。計算します。

このときに、いつもやっているのが、

■ 土曜、日曜、祝日は、仕事をしないという前提で計算する

■ 納期の前日は、仕事をしない(最終的にざっと見直しをするだけ)という前提で計算する

見積もりをするときに大事なことは、

不慮の事態に対応できるようにすること

です。

かなりの余裕を持って計算しておくことが、結果的に正確な見積もりにつながるんですよね。

経験を積んでいけば、かなり正確にスピードを見積もることができるようになりますが、まずは余裕を持って計画を立てること。

ぎりぎりいっぱいいっぱいで見積もると、必ず焦ることになります(経験者は語る)。

<関連記事>

仕事の効率化で、一番大切だと思うこと。