「春の訪れ」 | 吉祥寺の時計修理工房「マサズパスタイム」店主時計屋マサの脱線ノート

吉祥寺の時計修理工房「マサズパスタイム」店主時計屋マサの脱線ノート

東京都武蔵野市吉祥寺でアンティーク時計の修理、販売をしています。店内には時計修理工房を併設し、分解掃除のみならず、オリジナル時計製作や部品製作なども行っています。


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朝晩の冷え込みが、だいぶん緩んできた。
 

朝一服しにデッキに出て感じる、吸い込む空気の柔らかさ。

 

ちょっと前まで金魚鉢には氷が張っていて夏に生まれたメダカもいい加減死んじゃったかなーと思っていたのだが、今週からチラホラ姿を見せるように。

 

枯れたままになっていた水草もいくらか緑色がかってきて、生命感を感じる。

 

 

冬のあいだ私はステテコにじじシャツそれに防寒靴下の重装備で店に出ているが、今週からはステテコにサヨナラ。

 

重たいコートも春物に替えて通勤が身軽になると、なんとなく気分が浮き上がる。

 

よーし、頑張るぞー。

 

 

もっとも例年、ここからゴールデンウィークまでは花粉症に悩まされる。

 

今年は去年の5倍。

 

もっとも去年もおととしの5倍なんて言っていたような気がするが、、、どういう訳だか、年々症状は軽くなっていくような。

 

仲間うちでも同じことを言うのがいるけど、これは年のせいなのか?

 

つまり加齢とともに花粉に対する反応も鈍くなっている、と。

 

本当のところは分からないけど、、軽くなって悪いことはないのだ。

 

 

机の上も明るくなった。

 

私の座っている作業台は北川の通りに面しているから直射日光が入ることはないけど、外の光線量が多くなると目の前がスキッと明るくなって気分がいい。

 

日が暮れてから電気の灯りをたよりに行うのと較べて、明らかに作業がうまくいく。

 

だから複雑で厄介な時計の作業は、出来る限り日中にやるようにしているのだ。

 

 

もうじき桜が咲いてお花見の季節、それが過ぎるとゴールデンウィーク。

 

ぐんぐん暖かくなったあと梅雨に入ってしばらくはグズグズするけど、そのあとには大好きな夏が待っている。

 

それを考えるだけでソワソワ、ウキウキ。

 

 

今朝朝飯を食べていたら、横にいたかみさんの携帯が鳴った。

 

「あ、、、メール来た!」

 

卒業式の予行で学校にいっている長女からのメールだった。

 

かみさんの顔に緊張が走る。

 

同時に私の心臓もドキッ。

 

2人とも、残念な知らせに対する心の準備をしていた。

 

 

長女はこの春の受験をことごとく失敗していて、、、残された発表はたった一つ。

 

それが本命の学校なのだが、それよりいくらか入試のやさしい学校を全て落ちてきただけに、可能性は限りなく低い。

 

「ダメだったー。」 「まだ次があるよ」 「あきらめるな」 

 

先月からずっとそんなやりとりばかりが続いていて、、うちの空気はどんより。

 

そろそろ浪人中の予備校を決めないと、といった話になっていた、、。

 

 

「えっっ! えーーっ!!」

 

これ以上伸ばせないというほど肘を伸ばして携帯メールを見たかみさんが、素っ頓狂な唸り声をあげた。

 

そしてパソコンの前に飛んで行き、せわしなくキーを叩いて検索画面を立ち上げている。

 

「ダメだ、固まってる!もーー!」

 

焦るせいもあるのか、うまく画面が動かない。

 

 

「メールなんだって? ダメなんだろ? ガッカリしちゃってんのか?」

 

「いや、 なんか、、ちょっと待って!」

 

やたらとパチパチ叩いたあげくにようっと立ち上がった画面を横から覗くと、、それは大学のウエブサイト。

 

そしてそこには 「合格おめでとうございます」 の一行。

 

「あっ!」

 

「やったーー!」

 

 

こうして今日、長い冬は確かに終わりを告げ、我が家に明るい春が訪れたのだった。

 

 

 

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