「最終日」 | 吉祥寺の時計修理工房「マサズパスタイム」店主時計屋マサの脱線ノート

吉祥寺の時計修理工房「マサズパスタイム」店主時計屋マサの脱線ノート

東京都武蔵野市吉祥寺でアンティーク時計の修理、販売をしています。店内には時計修理工房を併設し、分解掃除のみならず、オリジナル時計製作や部品製作なども行っています。


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12月28日、金曜日。

 

パスタイムの年内の営業も、いよいよ今日で最終日になった。

 

 

最終日のギリギリまでバタバタするこの数年と比べて、今年は年内一杯ということでお約束していたご注文品や修理品の納品も余裕を持って完了。

 

言い換えればいつもの年末ほど店頭の賑わいが無かったということも言えるが、、、その分10月、11月にお取引が集中したこともあるし、やはり新入りと言えどもスタッフが2人増えた分、仕事が捗るようになったのも確か。

 

何はともあれ、今年も事故やケガ、大きなトラブルも無く無事終了しようとしていることに、安堵と感謝の気持ちで一杯だ。

 

 

振り返ると、今年はそれなりに進歩のあった年だと思う。

 

一番は、人手不足がやや改善したことで、それまで3年ほど止まったままになっていた 「オリジナルムーブメント」 のプロジェクトに岩田が再び手を付けられるようになった点。

 

多くの方から 「まだ出来ないんですか?」 と言われながら、去年までは全くそれどころではなかったから、、。

 

歯車を含めた殆どの部品をゼロから作りながらこの夏に組み上げた試作品にはデザインや細部の仕様にまだ手を入れる余地があるものの、、、機械的にはきちんと動いて精度も良好に作動中。

 

いくつかの理由でこのムーブメントに関しては今年敢えて触れなかったのだが、、、岩田の腕からすれば、来年中には最終的な完成形が出来あがるのではと楽しみにしている。

 

 

「黒染めの赤銅ケース」 も今年になって始めたものの一つ。

 

最終研磨し終えた赤銅のケースを瞬時に鍋に入れ、薬剤を掻き混ぜながらグツグツと煮る辻本の動作はあたかも料理人のよう。

 

本当にちょっとした具合で色ムラが出たりしてかなり神経質な仕事だが、本人は結構楽しそうにやっている(?)

 

以前ウエブサイトでご紹介した最初の一本(アガシ)は今も私の腕で耐久テスト(ただの日常使用?)しているが、、、リューズやラグの角など袖口などで擦れるところだけが僅かに色落ちして赤銅の色が覗き、これはこれでなかなか良い雰囲気になってきた。

 

このシリーズに関しては藍染めのジーンズのように、長年愛用しながら程良い 「色落ち」 を楽しめる時計と言えるだろう。

 

 

さてさて、来る2019年はどんな一年になるのか?

 

いつ来てもおかしくない大地震など不安な要素も少なくない昨今だが、心配ばかりしていても始まらない。

 

よく耳にする言葉ではあるが、、、「たった一度っきりの人生」

 

後になって、あれもしたかったこれもやりたかったと後悔しないよう、自分の身体がいうことをきくうちに何でもやってみようと思う。

 

 

 

いつもご贔屓いただいている マサズ パスタイムのお客様

 

そしてこの 「時計屋親父の脱線ノート」 の読者の方々

 

今年も一年間、本当にありがとうございました。

 

 

2019年も変わらぬお付き合いの程、何卒よろしくお願い申し上げます。

 

 

2018年12月28日     マサズ パスタイム店主  中島正晴

 

 

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