皆様、こんにちは。
昨日の記事では、受け入れるということについてお話しさせていただきました。
今日はその続きです。
「たとえ人生でつらい思いをしても、それを受け入れた時には、受け入れる前と後で自分の価値が変わらないか、より上がっていると自分自身で思える」
これはすごいことですね。なぜかというと、つらい経験を受け入れる前には、一般的にまず、失うという経験をするからです。
ご病気の場合には、例えば健康だった時の自分を失います。何か他のおつらい思いをされた時には、例えばおつらい思いをする前の、そのようなことで悩まなくてよかった自分を失うわけです。
つらい思いをしたことで傷ついてしまい、自分の価値が下がってしまった、という思いがわいて悲しくなったりすることも多いです。自分自身で気づかず、無意識にそう思っていることもあります。
この喪失感から立ち上がるには、一体どれほどの時間がかかることでしょうか。内容にもよりますが、一つの人生だけでは足りないことも多いです。以前の記事「愛する人を失った悲しみを癒すということ」もご参照いただければと思いますが、失った悲しみから立ち上がることは、前世療法でも重要なテーマの一つです。
ですので、私個人としては、上記の点は受け入れることの本質をついていると考えています。
続きます。
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