皆様、こんにちは。
昨日のブログでは、中野めぐみさん(30歳・仮名)の記憶の書き換えの様子について書かせていただきました。中野さんの前世であるイザベルさんが、勇気を出して、親の勧める結婚相手を「気に入らない。」と断ることができ、続けて親に「結婚相手は自分で決める。」とも伝えることができたことをお話しさせていただきました。
今日はその続きです。
母親は、自分の選んだ結婚相手候補を娘が断ったことに対して、目を見開いて驚いている様子でした。これまで娘が自分に逆らう事が無かったからかもしれません。
父親は、母親よりまだ冷静にイザベルさんの様子を察してくれ、「わかった、どうしたいのだ?」と聞いてくれました。
イザベルさんは元々、身分の差を好まない女性で、厨房にもよく出入りし、召使い達にも親愛の情で迎え入れられていました。それゆえに、イザベルさんには、夫は貴族だけの中からは選びたくない、という思いがありました。そこで、「いろんな人と知り合える場が欲しい」という希望を父親に伝えました。
父親は、「自分で決めるのは構わないが、姫としての自分の立場がわかっているのであれば」という条件で理解してくれました。
そして、貴族を含め様々な男女を「お城に招待する」という名目で人を呼び、パーティーを開くことになりました。
パーティーの当日、華やかなドレスを身にまとった男女が、楽しそうに踊ったり、歓談しています。
でも、元々お気に入りのお庭を眺めているのが好きなイザベルさんですから、それほどパーティーを楽しめるわけもなく、(城主の娘である)イザベルさんのために用意された大きな椅子に座りほおづえをついて、パーティーの様子を「つまらないな~。」と眺めています。イザベルさんのご機嫌を取ろうと王子が声をかけてきたり、褒めたりして来ても興味がありません。
遂に途中で飽きてしまって(このあたりかわいいですね)、廊下に出た時に、窓からそっと自分のお気に入りのお庭を眺めている男性に出会いました。それがルイでした。
続きます。
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