皆様、こんにちは。
昨日のブログでは、中野めぐみさん(30歳・仮名)に記憶の書き換えをお勧めした三番目の理由その①をお話しさせていただきました。
今日はその②です。
イザベルさんの一途さは今世の中野さんにも受け継がれており、誰かのことを好きになったら一生もの、という思いの強さがあります。
詳しくは前世療法センターの中野さんの前世療法の感想をご参照いただきたいのですが、 イザベルさんは「生まれ変わったら(アンさんを)見つけるから」と言って息絶えています。ですから、今世の中野めぐみさんとしての人生まで約300年間誰かを一途に思い続けていたわけです。
今世のアンさんとは互いに惹かれあいながらも、自分の大切にする価値観との違いが見られたため、結果的にはアンさんとの人生は選ばなかったわけですが、それも中野さんの選択として私は尊重していました。
中野さんはこの点について、
「前世ではアンのことを遠くから見ているだけだったので、大人になったアンがどういうことを考えているのかについてはよく知らなかったのだと思い当たりました。」
とお話しくださいました。一回目の記憶の書き換えで思い切ってアンさんのところに駆けていき、手を取り合って逃げたことで、中野さんに勇気が出て、今世のアンさんと会って話をし、互いを知ることができたのでした。二人の別れは前向きな決断でした。
アンさんとの長年の恋心に整理がついた今、今世で誰と添い遂げていくのか、中野さんは明確なビジョンを必要としていました。
それゆえに、イザベルさんには、死なずに生きるにはこうすればよいという明確なビジョン、つまり最後まで幸せに生きた人生を体験させてあげる必要があると考えました。まっすぐな将来のビジョンを示してあげられれば、彼女はおそらくそれに向かっていくからです。
しかも、記憶の書き換え後、患者様が仰るのが、オリジナルの人生から生じるネガティブな思考のパターンが出てきても、自分の中から「いやいや、そっちじゃないよ」という思いがわいてきて、オリジナルの人生から生じるネガティブな思考パターンを修正してくれるというものです。自分が望む人生の方向を間違わなくなってくるのです。
続きます。
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