こんにちは。ふつうの料理をごちそうに★
築地の野菜ソムリエ 鷲田(わしだ)和代です。
1泊で京都に行ってきました。
もともと金沢を考えて友人と企画したのですが、
私が「出町ふたばの豆餅が食べたいから京都にしない
」
と変更した（笑）
豆大福ごときに・・と思うかもしれないが
やっぱり生菓子は、現地だからこそ。
特にお餅は買ったらすぐ食べないと。
お店すぐの鴨川を見ながら、できたてを食べるのが最高なのさ～
写真は嵐山の渡月橋だけど。
先週、実は銀座三越の催事で
たまたま出町ふたばの豆餅をフライングゲットし
旅行より先に食べたが・・・
当日作られたものを飛行機で運んでくるとはいえ
やっぱり微妙に、お餅の表面がほんのわずかだけどゴワついてる。
そうなると、餅とあんこの一体感に少し邪魔が入る。
平日の朝イチってこともあって（お店に着いたのは朝9時すぎ）
数人しか並んでなかったからよかった。
豆餅、黒豆餅のほかに
ちょうど丹波栗の旬なので
栗餅と栗入りお赤飯も買いました。
栗は、私も夫も母も大好きだから
今の時期に来てよかった～
そのあと行った錦市場の「京丹波」という店では、焼き栗も。
栗を回転させながらじっくり焼く機械が店頭にあって、
焼きたてをその場で袋に詰めて売ってくれるの。
以前訪れたけど今回は無くなってた店
も一部あったものの
京都は、いつも同じようなのに
何回でも感動する。
飽きることがない。
同じといっても
単にそのままでいるってことじゃないんですよね
引き継ぎ＆アップデートを常にしている。
毎日の食卓もそうなんじゃないのか。
次の日にまったくの別物になってなくたって
何回でも感動することはできるんじゃないのか。
出町ふたばの豆餅ついでに
近くの下鴨神社に寄ったら（←おいおい、神様の方がついでかよ
）
神様の台所＝大炊殿（おおいどの）を特別公開していました。
出町ふたばの餅や赤飯がおいしいのは、
国民全員を見守る神様のごはんを毎日作って神事を行ってきた
下鴨神社の歴史からすれば
当然のことだなと納得。
本殿や大炊殿は神聖な空間なので写真を撮ることはできませんでしたが
私は豆餅をダシにして神様の台所に呼ばれたんだな・・と
今回の旅の意味に気づいたのでした。
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「包丁を持ったことがないゼロの状態から３年で料理講師になった」
野菜ソムリエ・鷲田和代のプロフィール
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