株式会社アドコム

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株式会社アドコム
情熱社長 in パッション業界

代表取締役 佐野 敏夫

会社設立から来年で20年。
一口に20年といいますが、他の人が経験しないような出来事、数々の困難と挫折がありました。
節目の年を迎える今、大規模なプロジェクトに参加することになり、社全体が大きく動いています。


【アドコム設立までの経緯】
新卒で某出版社に入社しました。
週刊誌の編集部に配属になり、誰もがその名を知る作家や画家・漫画家のコラムや、連載小説を担当、メールも携帯もない時代だったからこそ、作家と密な人間関係を築くことができ、今思えば大変貴重な経験をさせてもらいました。
編集部から広告部、広告部からメディア開発部(広告部兼任)へ、何度かの異動の経験がなければ、広告代理店として独立できなかったわけですから、人生はおもしろいものです。

会社を設立したのはバブル期の平成2年。まだ私は出版社に在籍していたので、知人に経営は任せていました。その後、バブルが崩壊し、定年対象年齢の引き下げと、管理本部長の辞令が下され、私自身はリストラ対象ではなかったものの、「このまま社に留まれば、広告部時代の人脈が生かされないのでは?」と思い、退社を決意。自分の会社はもっていましたが、40代で出版社を辞めるというのは、想定外でした。
このサイトに登場される多くの社長と異なるのは、大きなビジョンがあって独立したというよりは、勤めていた会社に背中を押されたということでしょうか。


【仕事も女も追いかけると逃げていくもの】
少しふざけた表現ですが、これが実感なのです。
起業してからの数年間は、必死で仕事を追いかけました。
「一に辛抱二に我慢、三四がなくて五に忍耐」
会社経営とはそういうものなのではないかというのが、私の持論です。
サラリーマン時代の私は、せっかちで負けず嫌い、身体も声も(おまけに態度も)大きく、
よく喧嘩をしていました。ところが、独立するとそうはいかない。
「一に辛抱、二に我慢…」経営者の宿命かもしれません。


【初めて死と向き合う】
2001年の春、心臓のカテーテル手術を行いました。
暴飲暴食がたたったのでしょう、100キロ近くあった体重が2週間で10キロ痩せました。
周囲の心配をよそに「良いダイエットになった(笑)」と、退院後はまた元の食生活に戻り、
生活習慣を見直すこともしませんでした。
そして、2006年の春、癌の告知を受けたのです。舌根癌でした。
情熱社長 in パッション業界
≪手術前、当時の体重は100キロ!!≫

誰にでも死は訪れる。
それを、自分のこととして意識したのは初めてでした。
手術を前に「死」と向き合い、自分の人生を振り返りました。
当初放射線治療をしたのですが、口の中は口内炎だらけになり、食事はおろか、唾を飲むのも辛く、常に口の中が火傷をしているような感覚に見舞われ、
「治すための治療のはずなのに、入院してから、どんどん具合が悪くなる」
思わず、そう言いたくなる程、過酷なものでした。
食欲がなくなり、日を追うごとに体重が落ちていきました。
8月に23時間に及ぶ大手術、術後更に放射線治療をして、10月にようやく
退院。4か月の入院で30キロ痩せましたが、もともと体力があったため、
回復が早く、退院直後から職場復帰できました。

ほっとしたのもつかの間、昨年夏、再び舌に違和感を覚え、検査をしたところ、再発が認められ11月に再手術を受けたのです。
情熱社長 in パッション業界
≪再手術を終えた直後、管が痛々しい≫

二度の手術で舌の2/3を失い、唾液腺も切除され、今では一切、固形物が食べられません。
癌と共に生きることで、思ってもみなかった風景が見えてきました。
この経験こそが、私自身はもとより、会社にとっても大きな転機になったのです。
今までは、「佐野あってのアドコム」という印象が強く、社員も私に頼りっぱなしでした。
私が生きるか死ぬかの状態になることで、
社員の間に「私たちが会社を守らなくては」という意識が芽生えたと、
後々、取締役から教えてもらいました。

情熱社長 in パッション業界
≪二度の手術で40キロ近く体重が落ちました≫

【いいことも、悪いことも倍返し】
百年に一度の大不況といわれる昨今、広告業界も大きな打撃を受けています。
そのような時、10名規模の会社では考えられない、ビッグプロジェクトが動き出しました。
JR辻堂駅北口、都市再生事業「湘南C-X」の施設構想の一つとして、私たちの提案した、アニメーション文化の発信拠点となる複合施設「湘南アニメパーク(仮称)」が正式に採択されたのです。
子供を対象としたアニメの情報発信基地として、将来のアニメーター育成も担う「子供向け体験学習施設、キッザニア」のような施設で、地域住民はもちろん、内外からの観光客も呼び込みたいと考えます。
今回この企画・運営を、藤沢市から任されることになりました。


【人間には無限の可能性がある】
いつまで私が元気でいられるか、正直わかりません。
唾液腺を切除しているので、口の中が乾燥し、夜も2時間置きに目が覚め、ふと再発や転移の不安が頭をよぎることがあります。
二度の癌手術を受けた私が、こうして生還できたということは、なにかしらのお役目があるからだと思うのです。
今回のような大きな仕事に巡り合えたのは、「もう少し頑張れ」と誰かに言われている気がしてならないのです。
ピンチが続くと、必ずチャンスが訪れる。
私は自分の身体を通じて、そのことを実感しました。
「治療に専念したほうが」という人もいるかもしれませんが、このプロジェクトが
何よりの薬になっているような気がします。

今の若い人が3年未満で辞めていくという話をよく聞きますが、
「そんなに辞めたくなる程、仕事をしたのかい?」と逆に私は問いたい。
私も出版社に勤務していた時は、ウマの合わない上司と衝突したこともありました。どこへ行っても、人間関係の問題はついてまわります。
「逃げるな、飛び込め!」。
就職活動中、あるいは就職してからも、自信を失ったり、辛い経験をすることは誰でもあります。でも、その経験が後の人生に大きな影響を及ぼし、人として成長させてくれるのです。
人間には、無限の可能性があります。自分を信じられない人に、他人を信じられますか?
自分の可能性を信じ、これからの人生を切り拓いていただきたいと思います。



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