中国人観光客への関心が高まって久しい
今日この頃ですが、
街や観光地で出会った観光客を見て、
①中国(大陸)
②台湾
③香港
どこから来ている人なのか、
見分けることが出来る日本人は
非常に少ないんじゃないでしょうか?
また①~③の違いを説明できる日本人も
意外と少ないような気がします。
何かとややこしい部分が多いので・・
僕がブログに書いているのは、
中国大陸の中でも上海や沿岸部を基準とした
『中国人』についてですが、
中国大陸内でも、地方によって大きく違う部分が
たくさん有ります。
ましてや、
台湾や香港となれば、言葉も文字も通貨も、
文化や規制関係も、中国とはまるで違うのです。
僕なりに、3者の違いを簡単にまとめると、
次のようになります。
★中華人民共和国(通称:中国)
公用語:中国語の共通語(普通話と呼ぶ)
文字:簡体字
人口:約13億4,600万人
通貨:人民元(RMB)
※今年7月に個人観光ビザが緩和されましたが
まだまだ添乗員付き団体ツアーが圧倒的です。
※これからの変化が楽しみな巨大市場です。
★中華民国(通称:台湾)
公用語:普通話と似ている中国語(国語と呼ぶ)
文字:繁体字
人口:約2,300万人
通貨:ニュー台湾ドル(TWD)
※日本との交流が深く、日本のことをよく知っています。
※以前から沢山の方が日本へ個人観光に訪れています。
※中国との間には様々な壁が存在します。
★中華人民共和国 香港特別行政区(香港)
公用語:広東語
文字:繁体字
人口:約700万人
通貨:香港ドル(HKD)
※とても成熟した国際都市です。
※英語の使用頻度は日本以上です。
※税制面や規制面での国際的メリットがあり、かつ
中国との取引もやりやすい、貴重な存在です。
台湾や香港については、まだまだ勉強中の僕ですが、
上記3者の違いをしっかり認識しておくことも、
とても重要だと思いませんか?