第一回・ジャグリング教室@高田馬場
2006年5月17日(水)
今日から約一年契約で、Passageは『新宿区立高田馬場第一児童館』にてジャグリング教室を行うことになりました。今日はそれの初日でしたので、それの報告を致します。
(ジャグリング教室担当は、いちお&Reiの二人です)
ジャグリング教室の時間は15:30~16:30ということだったので、私たちは14時頃に大学を出発し、新宿経由で高田馬場駅へ向かい、そしてそこから歩くこと数十分にある高田馬場第一児童館へ向かいました。
到着して間もなく依頼主の方にお会いし、そして児童館の事務室へと案内されました。
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到着したのは15時頃で、それから教室が始まるまでの時間の約30分間、依頼主さんとミーティングをしました。
ミーティング内容は、“年間計画”のことや“本日の教室進行について”、そして“来月以降”のこととして、教える道具のことなどの話をしました。
“年間計画”では、まず来月以降のジャグリング教室の日程について話をしました。
実はこの児童館では、三月に横浜だったかどこだったか忘れてしまいましたが、発表会というものがあるらしく、昨年度の三月からジャグリングをすることになったそうで、今年度もそれを目標にやっていきたいということでした。なので、今はとりあえず月1回ペースとのことですが、3月が近づくにつれて月2~3回になるようです。
また、9月頃には、Passageにジャグリングを披露してほしいとのことですので、その時期になったら9月の平日、これに関する話が出るはずなので、Passageの皆さんは宜しくお願いしますね。ちなみに、去年はカレー君が来て披露してくれたそうです。カレー君のボール演技は非常に好評だったようですが、「あれは難しい」という子どもたちの素直な感想の結果、昨年度まで同じように開かれていたジャグリング教室ではボール離れが進行していたようです。
▲『昨年度まで同じように開かれていた』と書きましたが、実はこの依頼、昨年度まで同じようにジャグリング教室を担当していた方が来れなくなったということで、その代役として依頼されたものなんです。その方は、【ディアボロ・ポイ・皿回し】を教えたそうです。理由は、「誰でも一番簡単にできるようなジャグリング」。気になったので、その“昨年度まで担当していた方”のことを聞いてみますと………なんと某農○大のYさんやOさんたちでした。世界は狭いです
“本日の教室進行について”では、とりあえず道具を色々見せてほしいということなので、自己紹介がてら、道具を用いて軽く技を見せてから始め、そしてそれから、昨年まで教えられていたというディアボロとポイを教えることにしました。【ディアボロ・ポイ・皿回し】は、昨年の教室の際に用意していたものがたくさんあったので。
“来月以降について”では、私たちがこの一年間通して教えたい道具についてお話しました。“ボール”です。ジャグリングというからには、やはりボールの3つくらいは投げられるようになってもらいたいと思い勧めました。
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15:30になりました。時間です。卓球場に元気な子どもたちが召集され、始まりました。
依頼主さんの進行のもと、まずは自己紹介をし、次いで道具紹介をしました。
①.ボール(いちお)………難しそうに見せないために、3ボールの基本技を中心に
②.クラブ(Rei)…………トス系を繋ぎました。大道芸みたく、無難に0~3回転させてみました
③.ポイ(いちお)…………去年習ったこともあり、子どもたちがしきりに技名を言ってました
④.ディアボロ(Rei)………基本的なことは知ってそうだったので、マニアックに色んなエレベーターと、たぶんそんなに見てはないはずの縦ディアをみせました。
⑤.皿まわし(Rei)………リクエストにこたえました。ジャグラーらしく、チンバランスをやりました。
さて、ここからが教室本編です。
≪ポイ教室;いちお先生@工作室≫、≪ディアボロ教室;Rei先生@卓球場≫にわかれて行いました。
どちらの教室でも共通して、まず、子どもが凄い!!!!
小学1~6年生までの子どもたちが寄ってたかりまくっての「先生!!!!!!」「オレできるよ!!」「できたできた!!見て見て!!!!」コール。
とりあえず私のディアボロ教室では、小学校一年生の子とかはまだ回せなかったりもしたので、まずは園子たちから中心に基礎から教えたかったりもしたかったですが、とにかく子どもがすごいすごい!!
けどそんななかでも、とりあえず皆回してトスをすることはできるようにはなってたので、それは良かったです。
人によっては、足回りを教えてあげたらできるようになった子もいて。練習熱心な子はなんだかんだで頭を使い体を使っての熱心さでした。
時間が経つにつれ、彼らは別の道具に興味を持ち出します。
とりあえずボールですね。
投げたいと言っていたので、ディアを教えながらもボールを基礎から教えました。私がたまたま持っていってたボールでは足りなく、それに大きい可能性があったので、係のかたにお手玉をたくさん持ってきていただきました。
結果的に、3つ投げられた子はいませんでしたが、2つをうまく投げられるようになった子もいました。
意外にボールにいい反応を示してくれたので、来月からはボールもいけそうです。
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16:30になり、教室は終わりましたが、まだやりたいという子が何人もいましたので、別室へ移動し、閉館時刻の18:00までいました。
教室時間のときからそうゆうとこもありましたが、ジャグリングを教えながら子どもと戯れるという感じでした。
けど基本的に、ジャグリングを楽しんでやってくれる子は多かったのでよかったです。この時間にディアボロを初めて触るという子にも教えましたが、凄く熱心で、エレベーターと足回りができるようにまでなってました。
いちおさんは、もっぱら男の子たちに大人気でした。係の人曰く、「お兄ちゃんいないから嬉しいんだね」と、微笑ましかったです。
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自信たっぷりなことが多い子どもの相手というのは非常に大変な一面もありますが、それでも、あの無邪気さはすごくかわいいなと思い、私もいちおも凄く癒されて帰りました。毎月ここに来ることができるというのは、むしろこちらのほうが嬉しく有難いほどです。
そしてなにより、なんだかんだで、がっつり練習やる子はやるし、それでなくてもジャグリングの道具に触れあってる子どもたちは皆楽しそうで明るくて、それがなにより嬉しかったです。
ジャグリング教室というのは初めてのことだったので不安たっぷりで憂鬱な気分でのぞんだ依頼でしたが、こんなに楽しくて、そして自分の教えたことが伝わっていることをたくさん実感させてくれるこの依頼はほんとに素敵です。
最後まで責任もってやらさせていただこうと思います。
次回は6月21日(水)です。待ち遠しいです。
文責・Rei