昨日は興奮して浮ついていた私の心でしたが,今日はちょっと違いました。

もうすぐ夏休みが終わるというのに,自分の仕事に対する気持ちが退化してました。


そんな私を救った本があります。漫画です。

魚戸おさむ
家裁の人 [少年向け:コミックセット]

すみません,画像ナシです。

地方・家庭裁判所の判事さんのお話です。

まぁ,判事(裁判官)さんや調査官(判事の補佐のようなもの)がここまで個性的なことは実際にはどうかわかりませんが・・・



「人を裁く」って,本当に重いんだなーって。

誰が決めるのか。何が悪いのか。どうすればいいのか。

失敗とは何か。育てるとは?


自問自答です。ほんとに。

教育という立場から読むと,本当に自分が情けなくて。


この本を一気に15巻読みましたが,わすれられない言葉があります。


「地域が少年を育てないで,誰が彼らを育てるんですか」



おっとりと見える主人公(判事)のしっかりとした,重い一言。

非行に走る子どもに対する不満や偏見をマスコミがさらに大きくする,

そんな現代に投げかけた作者の気持ちだと思います。

だれが育てたのか。どう育てたのか。これからどうすればよいか。

こどもが一番,実は素直で良いのかもしれないです。

自分はもうオトナなんだな,と実感。

良い意味での「子ども」ではもはやないのだと痛感しました。


凄く厳しい言葉だったけど,なぜだか心は軽くなりました。

やるべきことは決まったな,そんな感じです。




だから,あと少しだけダラダラします。

そして新たな気持ちでスタートします!



余談ですが,加入しました。

何にかって?わかるでしょ(笑)流れを読みなさい。