気分を変えてパーティレポート。
【Day】2020年2月29日（土）
【Place】Fifth season 中之島フェスティバルタワーWEST
この日の新郎新婦様との出会いは11月。
弊社が施行を委託されている会場さんへ問い合わせを頂いたのがきっかけでした。
その時点でお二人は既にとあるプロデュース会社さんと契約済み。
しかし、そのプロデュース会社さんの対応が
・担当者となかなか話が出来ない
・自分たちの要望に見合った会場を提案して貰えない
・会場探しを自分たちでやるように促された
といろいろご不満の様子。
更に詳しく話を聞くと、他のプロデュース会社の存在も知らないままの状態で半ば急かされる様に契約を結んでしまった、キャンセル料が発生するので切りたくても切れない、とのことでした。
その瞬間僕の口から発せられていたのは、
「キャンセル料は僕が何とかします。本当に不満ならそのまま進めるべきではないので、一旦キャンセルして弊社でやりませんか？」
本来なら絶対にタブーである横取り。
しかし終始灰色の表情を浮かべる若い新郎新婦を前にして、放っておくことが出来なかったというのが本音でした。
その翌日。
「キャンセルしてきました！山田さんが何とかしてくれようとしている熱が伝わってきました。是非お願いします！」
と仰るその顔にやっと笑顔が見られたときのことを今でも思い出します。
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そこからはスムーズに事が進み。
3店舗同行した上で会場のお下見。その日のうちに会場決定。
ドレスの手配やプログラムの打ち合わせをする中で適当にカフェでお喋りしたりと楽しくプロデュースさせて頂きました。
『山田さんも当日は来てくれるんですよね！？』
「え？来ない方がいいですか？じゃぁ…ここ（カフェ）で待機してます…。」
出会って二回目くらいにこんな軽口を叩けるくらいの距離間にはなってました。
一回り以上も年の離れた新郎新婦。
気分はお兄さんどころかもはや親戚のおじちゃんです。
保護者になった気分で、
「どうやってこの二人に最高の景色を見せてあげようか」
とひたすら考えての施行でした。
当日は50名以上のゲストに見守られて入場
サプライズのフラワーシャワーに包まれて
披露宴以上の笑顔を見せられたお二人
「自分たちも楽しみにしています！二次会！」
その言葉が何よりの信頼でした。
職場の方が大勢見えるからといろいろと気遣いも深かった二人
予想以上の盛り上がりと笑顔に溢れたパーティだったとの談。
本来ならぐったり疲れちゃうような”披露宴＆二次会”のラストシーンでこんなに笑顔が見られるのは嬉しいこと！
アラフォーを迎えた僕にとってこれから支える新郎新婦さんの多くは年下になるんでしょう。
友人として。兄として。親戚のおじちゃんとして。
その時々によってポジションは変わっても、
「身近な誰よりも本気で愛し、本気で祝う」
大阪で一番暑苦しく愛に溢れたプロデューサーでありたいと思うのでした。
（あ。おっさんよりも女性が良い!という新郎新婦さんにはちゃーんと。日高を当てがいます。）
おまけ。今回もクセの強いメンバーでお届けしました。
※新郎新婦お二人からの感想はこちら
一方はこれで十分だと考えるが、
もう一方はまだ足りないかもしれないと考える。
そうしたいわば紙一枚の差が、
大きな成果の違いを生む。
（松下幸之助）
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