はい。
なかなかにエグイ毎日になって参りました。
これを書く今日は2月28日(金)。
今までも何度か自分の想いをしたためようかとPCに向かいましたが、なかなかうまい表現が見つからず。
タイトルに書いたように
「今僕たちに出来ること」
毎日考えましたが、この刻一刻と変化する状況の中でいまだ結論が出せずにいます。
たまたまこの週末は「4年に一度のうるう日」ということもあって、
2月29日は二次会が三件。
そして3月1日には1.5次会が一件。
弊社でも施行を頂いております。
この四件はいずれも無事に(という表現が正しいかは分かりませんが)施行させて頂くことになりました。
この間。
新郎新婦さんは当然のようにナーバスになるも、敢えてお互い会話には出さないよう気を使いながらの毎日。
勿論その裏でスタッフのケア。
そしてお世話になる会場さんへはアルコール除菌の設置や万全の衛生管理をお願いし、我々に出来る限りの「万全」を期すように奔走して参りました。
逆に言うと今僕たちに出来るのはこれだけ。
結婚式をやることも、延期することも、中止することも。
あるいは「どうするべきか」ということも。
僕たちには決定権も、また答えも見つかりませんでした。
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2011年の大震災。
そして昨年や一昨年の台風ともまた異なる今回の状況。
それは「目に見えない敵に翻弄される人間」という構図。
何よりも僕が一番心配しているのが、
・普段通りの生活が送れなくなること
・フラストレーションの行き先を見失うこと
・誰かが誰かを責め続ける状態が続いてしまうこと
この三つ。
そしてそれは、お金や仕事を失ったり、楽しみにしていたイベントが無くなってしまうことよりも遥かに長い時間をかけて人間の心を蝕んでいき、やがて崩壊させます。
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今回のことでいろいろと悩み苦しんだ新郎新婦さんも、きっと誰かが悪いなんて思ってるわけじゃなくて。
やり場のない思いを誰かにぶつけてしまったり、そういう世の中を作ってきた一員であると自覚しながらも何かを批判することでしか正気を保てなくなってしまっているのかもしれない。
そのうちの一部を僕らが請け負うことで少しでも晴れるならば。
喜んで矢面に立ちましょう。
そのくらいしかきっと、僕たちにしてあげられることは無いから。
でもね。
気休めにしかならんかもしれんけど。
生きている限り、結婚式はまた出来る。
生きている限り、仲間と会うことは出来る。
生きている限り、美味しい酒は飲める。
今回のことで僕たちが何を学ぶのかはまだしばらく先になりそうですが。
誰も悪くない。誰も責めるべきでない。
誰かを責める心が自分をより一層苦しませていくということだけは分かっていて欲しいのです。
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さて!
三月は一気に暇になりました!
思い描いていたはずの毎日にならず、フラストレーションを抱えてしまっている多くの皆さんへ。
僕たちが出来ることは何か。
もう一度時間をかけてじっくりと考えてみたいと思います。
・ステージを奪われたミュージシャン
・晴れ舞台を失った芸人さん
・結婚式を延期した新郎新婦さん
一気に集めてスカッとするよなイベント。
何か出来ねーかな。
一日だけ幸せでいたいならば、床屋にいけ。
一週間だけ幸せでいたいなら、車を買え。
一ヶ月だけ幸せでいたいなら、結婚をしろ。
一年だけ幸せでいたいなら、家を買え。
一生幸せでいたいなら、正直でいることだ。
(西洋の諺)
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