今回は輸入ホウミドリウロコの話を少しだけ・・

 

昨年度の輸入で色変わりを作出すべく色々な5組のウロコの導入をしておりまして・・2組は鳥友の所へ譲渡しましてPPで3組残して今シーズンの繁殖を目指しておりました。

 

当初は90Cm角の櫻井鐵工所製の組み立て金カゴが残っておりましたので禽舎最上部で飼育しておりましたが・・

 

もちろん輸入ウロコは殆どが手乗り上がりではありませんので高所の方が鳥さん達も落ち着くと思っての設置でした。

 

このまま飼育でも宜しかったのでしょうが、どうしても人の手をかけていない子達は落ち着きがなく作業等で近づくとバタついてしまいますね。

 

まあ狭い飼育カゴでのメリットもありますがやはり手乗りあがりでない限り輸入即繁殖とは行かないのが今までの私の経験ですので、今回は広いところへの引越しでした。

勿論運良く輸入即繁殖・・と言った報告も聞きますがこれは本当か???

 

 

1組目は当然バイオレット系狙いのペアーですね。

 

タイトルにも書きましたがこんな広いスペースは勿体無い・・というのが本音ですが今の時期収容する適当な大型インコペアーが居なかったので今回のウロコさんはラッキーな入居者ですね。

 

 

奥行きが270Cm間口90、高さ120ですのでどういった大型インコでも収容繁殖は可能・・

元来はキンショウジョウインコクラスでも充分な広さ・・

 

こんな贅沢な環境をもらったウロコペアーはどういった雛が生まれるのか??

それよりも生んでくれるか??

 

 

 

反対側からの画像ですが・・

 

奥に設置してある外掛け巣箱は30X30X60ですので深さも充分ですね。

 

これくらいの深さがあると親が巣立ちまで子育てをしても箱内が湿気る事はないですね。

 

勿論 PP自家製です。

 

 

ただ気をつけないとゆけない事は両隣の住人の事・・近い種が隣だと攻撃的になって金網越しに喧嘩・・ただ当初だけですが注意ですね。

 

今回の場合は翁インコのブルーが隣で・・

 

この翁ブルーペアーは繁殖実績にあるペアーですが直ぐ巣内に入る習性がありますので今回のウロコさんが隣に来ても然程気にしていないようです。(反対側は空き家)

 

 

もう1組のウロコペアーさんはと言うと・・

 

こちらはミント/オパーリン/シナモンとミントさんのペアーですが・・

 

 

こちらの組はバイオレット系程広くは無いですが間口と高さは同じで奥行きが180と少し小さめ・・とは言っても元来このサイズがウロコの理想繁殖スペースかと・・(海外の情報ですが)。

 

両隣ですが・・

 

理想は仕切りを二重網にして攻撃できないように最初から作っておくことが理想だとは分かっているのでしたが段々ウロコ系が増えてきて・・

 

画像静かに寄り添っているように見える頭赤ウロコですが・・隣にウロコを入れた時は結構キツくて・・ウロコが金網に止まろうものならすぐ攻撃を・。

 

 

 

其れもその筈でして・・どうやら産卵している気配でして。

 

 

反対側は何の問題もありませんで・・

 

もう繁殖適齢期を過ぎたルビノー美声インコが入居ですがこちらは隣の住人を無視。

 

 

 

移動等気をつける事のおさらいですが・・

 

 引っ越しさせるときはできるだけ午前中の天気の良いとき。

 飼料は色々な所に置いて早く食べるよう工夫(水も然り)。

 金網越し隣り合わせで飼育する場合は全く別の品種にするか

 二重に網を張って隣同士の攻撃を防ぐ構造に。

(我が家も大型オウムはそうしてます)

 

当たり前の事のようですが結構良かれと思っての移動でも鳥にとっては結構慣れるまではストレスですね。

 

我が家も未だこれから複数組みのウロコのペアーリングの必要がありますが・・。