仕事は楽しくしたい | 中小企業のトップダウン⇔ボトムアップ活性化

中小企業のトップダウン⇔ボトムアップ活性化

中小企業社長の情熱(トップダウン)に従業員が応える(ボトムアップ)組織をつくり業績向上スパイラルを実現する。

私は「楽しく業績向上」というキャッチコピー的なものを掲げています。

 

以前勤めていた会社で、いろんなコンサルタントの先生に社員として指導を受けていたのですが、正直、楽しくなかったのです。

今にして思うと、その原因は多分に自分の能力不足、意欲不足にあると思っているのですが。

 

 

指導されている内容がよく分からないのです。私からしたらレベルが高すぎる。

中小企業とはいえ、地元では大きな中堅企業だったので、「これくらいは出来るだろう。」「これくらいは分かるだろう。」と思われていたのかもしれません。

 

これは言葉の問題でもあります。専門用語ですね。普通に使われても意味が分からない。意味を聞けばよいのですが、聞き出すと話が進まないので黙ってしまうのです。「そんなことも知らないの?」って怒られる気がするというのもありました。

 

初歩的な事が出来ていないのに、次の段階を求められるということ。当時は不良金額とか在庫の把握も出来ていませんでしたので、「今月はどのくらいの不良金額でしたか?」とか聞かれても、分からないのです。「なるべく早く報告してください」と言われてもシステムとして分かるようなシステムではないし、不良金額の定義すら各人でズレがあるのです。A課の課長さんとB課の課長さんで違うのです。私はC課の課長になったところだったので、何を報告して良いのか、どうしてデータを集めればよいのか分からない。何となく自分なりの解釈でデータを集計して報告していました。

「在庫を減らしましょう」と言われても、いやいや、減らし方を教えてよって話です。お客様の納期とどうバランスをとるのか?どこまで減らせばよいのか?材料の発注ロットを減らせば単価が上がるし・・・とか。

 

そんなこんなでも何とか言われたことをやっていくと、それなりに成果が出てきたのですが、言われた通りやっただけなので、この先何をしたらよいのかわからない。

今まで何をしてきたかもよくわかっていない。

 

そんな感じでした。

 

 

仕事はいろいろ悩みながらも主体的にしないと楽しくないです。

上司やコンサルタントにやらされるだけでは”自分の仕事”とは思えません。

 

だから、働く人が主体的に取り組めるようなご支援・ご指導を目指します。