全国の皆さんはどうなのか、良くわかりませんが
私が住む岐阜県東濃地方では
お正月明けの2日に、必ず食べるモノがあります
それは何かと言いますと…
『とろろ』もしくは『とろろ汁』です
各ご家庭で使用する芋は
長芋や伊勢芋など、色々と異なりますが
我が家では天然の『自然薯(じねんじょ)』を毎年使用しています
とある常連さんが、毎年山に掘りに行かれて
それをお裾分けして下さるんです
ですが…今年は大晦日から続く雪に負けたのか
全くもって音沙汰なし
待ちきれなくて、近所のスーパーで『山の芋』を買ってきちゃいました
この『山の芋』は、自然薯よりも灰汁が少なくてすり下ろしやすいんです
それではココで
我が家の『とろろ』の作り方を、ご紹介します
①細かい根っこ(以降、ひげ)を、火で軽く焼きます。
残ったひげは、水の中で擦り落とします。
②すり鉢を用意して、日本酒を多めに注ぎ入れます。
③その中に、芋をすり下ろしながら入れていきます。
④芋を卸し終わったら、全卵を1~3つ割り入れます。
卵の数は、擦り卸した芋の量で加減して下さい。
⑤擦りこ木で、滑らかになるまでひたすら擦ります。
⑥滑らかになったら、予め作って冷ましておいた醤油ベースの出し汁を入れながら、擦りあわせていきます。
味の濃さをみて、出し汁で調整して下さい。
⑦お好みの濃さになったら、出来上がりです。
他のお宅では、どんなとろろを作られているのかわかりませんが
これが、私が幼い頃から食べてきたとろろです
見た目はイマイチですが
これがなかなか、美味しいんですよ
熱いご飯にタップリかけて、青のりをのせていただきます
これを食べると、お腹の調子がすこぶる良くなるんですよ
マジで美味しかったので、何杯も食べちゃいました
少し残してあるので
明日は温かいとろろ蕎麦にして、タップリ楽しもうと思います