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【今日のひとこと】
（２０２４年６月現在）
「スリを未然に防ぐ」
先日、オリンピックがらみの会議の仕事で
パリ17区のPorte Maillotに出かけた際、
メトロの出口を間違えプラットホームの端から端へ移動している間に
プラットホームから乗客は消え、ホームには
7～12歳ぐらいの３人の少女と、１組のアジア系老夫婦だけが残っていた。
地図を広げていかにも観光客風な老夫婦に
７歳ぐらいの少女が近づき、紙を広げて話しかける。
少女たちは明らかにロマ系。ああ、あれね、、、
その老夫婦は一見中国人に見えたのだが、
日本人の可能性を視野に近寄って声掛けた。
「日本人ですか？」
「はい」
意外にも日本人だったので声掛けてよかった。
ちょうど「仕事」をしようとしていた少女の目の前で
「彼女はスリですから気をつけて下さい。
パンフレットとか見せながら注意をそらせて
紙の下でスったり、仲間が後ろに回ってスリを働くので」
すると老婦人も
「そうかな、と思ってました。ご親切に有難うございます。」
と言って、身の回りを引き締めた様子。
私も急いでいたので、そのままその場を後にしたのだが
３人娘の前を通リ過ぎる際、
恨めし気な捨てぜりふと眼差しに見送られた。
後で老夫婦を地上まで見送ればよかったかな、、、と後悔したが
一応、メトロの窓口にいた２人の職員に
「今、プラットホームに３人のスリ少女が
観光客にスリを働こうとしていたので注意喚起するように」
と通報しておいた。
スリ少女たち、捕まってもすぐ出てこられるのでいたちごっこなんだけどね。
彼らは生まれつきの「教育」が違うので
（「おなかがすけばパンを盗めばいいのよ」という教育）
またその教えがすっかり刷り込まれているので、
幼いのに気の毒なんだけど、彼らを更生するのは至難の業。
自分の身は自分で守る、
その自覚が、パリでは最低不可欠な生活の知恵、観光の心得となる。
なので私もパリでは緊張感を忘れず、背筋をピンと伸ばして歩き、
メトロなどでは身の回り周囲３ｍは常に気をつけていて
他の観光客の周辺にも目を配ってあげるほど。
ある日、メトロ内でそんな鋭い目で周囲を見張っていたら
本物の私服警官と思われるガタイのいい男性から、
「お疲れ様」的な？にこっと会釈された。
どうやら、同業者と思われたらしい・・・・
フランスの日常生活と仏国内外の旅行から
それぞれ厳選した自己撮影のオリジナル画像を交互にご紹介しています。
現在は外国旅行記事は休止、仏国内の生活・旅行記事のみになります。
フランス生活編ともに、写真枚数が多すぎて記事がかなり遅れ、
近過去の写真になりますが、時系列に沿ってご紹介しているのでご了承下さい。
現在、写真をかなり省いてダイジェスト化し、遅れを取り戻すべく
しばらく月・水・金の週３で更新しています。
春の日本旅行から帰国後、
７月最終土曜日は私達が本職とは別に手伝っている
車雑誌の編集会議があり、夫は会議へ、私はパリに出かけ、
夕方編集長夫妻のご自宅へ合流しました。
この日の手土産は、日本パン屋Akiで買ったこちらのケーキ。
中はチョコバナナの具です。
↑後で、かなり美味しかったと好評でした。
この年亡くなった、Jのお母様が飼っていた猫が出迎えてくれました。
部屋に飾られていた切り花
この日のパーティは庭でバーベキューパーティでした。
庭にも花がいっぱい。
アペロはロゼシャンパンで
M手作りのおつまみも各種勢揃い
以下全て、M手作りです。
冷製系から、ゆで卵と？？のディップ、ハムのチーズ巻、きゅうりのツナマヨ
アボガドとクリームチーズムース、むき海老、メロン。
ホット系では、オリーブ練パイ（Mの手作り）、ドイツの白ソーセージ（これが超美味）
アペロで長々と盛り上がり、メインのバーベキューが始まる頃、
添え物のサラダが運ばれてきました。
なんと４種類！の新鮮トマトサラダ。
バーベキューが始まります。担当は編集長J。
フランスでは、日本の「鍋奉行」ならぬ「バーベキュー奉行」が存在します。
焼けてきました。
メルゲーズソーセージを先ほどのトマトと合わせて
そしてメイン２はこんがり焼けたポーク
ポークは予めソースに漬け込んでいたもの。
結構お腹いっぱいになり、肉はかなり余っていました。
そしてチーズタイム。チーズも沢山の種類が出てきましたが、
私はボーフォールとコンテだけチョイス
ケーキはムース系と、サントロペケーキ
私は後者を。
↑他にもアイスクリームが何種類もでてきましたが、お腹いっぱい。
夜も更けると食後酒タイムが始まります。
酔っ払ったお祭り男Gが愉快に盛り上げてくれました。
いつも通りの、賑やかで笑いに溢れた美味で楽しいパーティでした。
次回をお楽しみに・・・・・
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