2023年初夏の

ストックホルムとデンマーク一人旅シリーズです。

まだ過去記事をご覧になっていない方は、こちらからどうぞ!

 

北欧一人旅① 『ストックホルムで白夜を満喫』

北欧一人旅②『ストックホルムで、シナモンロールの朝ごはん!』

北欧一人旅③ ストックホルム散歩『高台の散歩道から街を一望、そして中央駅へ』

北欧一人旅④ストックホルム散歩『ガムラスタンの街歩きとスウェーデン王宮』

北欧一人旅 ⑤ 17世紀の木造戦艦を丸ごと堪能!『ヴァーサ号博物館』

北欧一人旅⑥ 『ストックホルム ローカルにも愛されるカフェ、Cafe Pascal』

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今回の北欧一人旅のメインイベントは

スウェーデン王立バレエ団の公演。

Kungliga operan、スウェーデン 王立劇場。

18世紀に建立された、ストックホルムのオペラハウスです。

 

 

幼なじみとも言える、大事な大事な友人が

出演する舞台を見に行くのが目的でした。

 

彼女が舞台で踊るのを見るのは、3演目めとなりますが

今回は、とても特別な公演だったので

航空券を予約する前に、まずはチケットを予約していました。

 

でも現地に着いてみてから、今回は一人旅だし

素敵なディナーを食べに行く感じでもないな、と思って。

(カフェやカジュアルなお店で、ワイン一杯&軽いディナーにすることが多いです)

 

せっかくストックホルムに2泊するし

2キャスト両方を見てみようと思い立ち

最終日前日も、ウォークインで見に行きました。

 

スウェーデン王立バレエ団、Kungliga Baletten

2022 - 2023年のシーズンエンドの演目は

Manon(マノン)。

1日目はバルコニー席から、全体像を。

2日目は表情まで見える、ちょっといいお席で。

 

キャストAの主役に故障があったとのことで

シーズン途中でABの入れ替えがあったそうで…

シーズンエンドはまさかのキャストB。

前日も見に行って、大正解だったのでした。

 

パリっぽいコンポジションのブーケをお供に。

 

 

Manonのストーリーはハッピーエンドではないので

特に後半は、衣装もストーリーも暗いシーンが多いのですが…

シーズン最終日ということもあり、華やかな酒場のシーンなどでは

メインキャストの後ろで、アドリブの小ネタが多数繰り広げられていて。

前日のシーンとの違いに、思わずちょっと笑ってしまいました。

 

 

オペラハウス内は、こんな感じ。

室内は、割とすっきりとした装飾で

パリのオペラ座とは違い、階段も直線メインとなっています。

 

 

対してフォワイエは、かなりゴージャスな装飾。

Maxims’ のナイトアウトを思い出させる

妖艶なライティング。

 

この後行われたシーズンエンドのアフターパーティーにも

友人ファミリーと一緒に、少しだけお邪魔しました。

 

テラスからの眺め。

 

 向かいにあるのは、Arvfurstens Palats

アルフュルステンズ宮殿、現外務省となっている建物です。

 

仕事柄、コンサートの打ち上げや舞台後の楽屋などには

参加したことがありますが

バレエのアフターパーティーは、初めての経験。

 

先ほどまで、緊張感あふれる舞台で舞っていたダンサーたちが

メイクを落とし、なんならシャワーも浴びて

何ともリラックスした姿でグラスを片手に談笑している姿は

不思議な感じがしました。

 

ちなみにですが、スウェーデン 王立バレエ団には

日本人ダンサーが何名か在籍しています。

この日の主役も、なんと日本人!

プリンシパルの三森 健太朗さんでした。

 

 

楽しい時間はあっという間に過ぎてしまいます。

私は、深夜特急の時間が迫っていたので

パーティーは途中でお暇して、中央駅へ。

ガラーンとしている、ストックホルム中央駅。

夜行の寝台列車で、デンマーク・コペンハーゲンへ向かいました。

 

つづく…

 

 

The Royal Swedish BalletKungliga Baletten

Kungliga Svenska Balettskolan

Söder Mälarstrand 39, 118 25 Stockholm

+46 8 50 83 35 10