私たち人間も

ほかの生物同様

「命」

を最優先する。

 

 

 

だから

 

・暴力

・戦争

・災害

・事故

・病気

 

などを恐れる。

 

 

 

だけど人間は哺乳類

だからそれと同じくらい

 

群れからの排斥

 

も恐れる。

 

 

 

なぜ?

 

 

 

本来、

群れからの排斥は即、

『死』

を意味しているから。

 

 

 

野生の子象が

群れから叩き出されたら、

その日のうちに狩られて

命を失ってしまう。

 

 

 

人間の脳にも

そのメカニズムが残っていて、

だからこそ「群れからの排斥」

を恐れるようにできている。

 

 

 

「嫌われたらどうしよう」

「ぼっちになったらどうしよう」

「要らないと言われたらどうしよう」

etc.

 

 

 

群れからの排斥を恐れる

仕組みが脳内に残っているから、

群れから排除されないようにと

人は頑張る。

 

 

 

私は行政機関で

不登校やひきこもりの親の

サポートもしているけれど、

 

ほとんどの親が

問題発生当初に

 

「うちの子、

不登校(ひきこもり)

です」

 

なんて周りに明かさない。

 

 

 

むしろバレないように

隠そうとすることが大半。

 

 

 

バレたら

周りから白い目で見られる…

そんな気がして怖いから。

 

 

 

これと同じで

自分が不適切な養育を

していたとしても、

 

「私、毒親です」

 

なんてことを

自ら言うはずがない。

 

 

 

だけど

実際の相談場面では、

この言葉を自ら口に出し、

 

★どうしても解決したい!

 

と支援の門を叩く人が

少なからず存在する。

 

 

 

そしてその人たちほど

本気で取り組み、

回復や解決を果たしていく。

 

 

 

わが家を安全基地にし、

親子の絆を修復し、

わが子を勇気づけ、

 

問題が起こる前の

何倍も、、、

 

「家族で幸せです♪」

 

を実現していく。

 

 

 

「私、毒親です」

と誠実に言える人は、

 

・認めたくない自分

・目を逸らしたい自分

 

を直視できているからこそ

その言葉を口にできる。

 

 

 

だから腹をくくって

解決に向かって動ける。

 

 

 

この親たちは

紛れもなく、、、

 

 ・

 

 ・

 

 ・

 

★勇者

 

なのです。

 

 

 

確かに

マルトリートメントという

 

『行為』自体

 

は決して

容認なんてできない。

 

 

 

だけどそれを

 

\克服する!/

 

とう覚悟を持ち、

実際に行動を起こすから

解決していく。

 

 

 

それで一番

助かるのは誰?

 

 

 

それは親以上に

子どもたち。

 

 

 

自分を粗末に

扱ってきた親が

 

*反省し

*自分の課題を直視し

*行動を改善し

*子を尊重する親に変化

 

していくのだから、

それで一番助かるのは

他ならぬその親の『子ども』。

 

 

 

するとこの子もまた

自分が親になったときに

わが子を大切にできる

可能性がグンと高まる。

 

 

 

そうなったときこそ

世代間連鎖が切断された瞬間。

 

 

 

こうなって初めて

対象療法ではない

根本解決が訪れる。

 

 

 

わが子への不適切な

関わりを本気でやめていく

気概があるなら、

 

「私、毒親かもしれない」

「私がしていることは

マルトリートメントかもしれない」

 

と自分を見つめ、受け容れ、

解決の途についてください。

 

 

 

それがきっと

未来をよりよくしますから。