🌿第28回
「無理をやめたら、
体の声が聞こえてきた」
食事改善を始めたばかりの頃、
私は「体の声を聞く」
という感覚が
よくわかりませんでした。
だから、
「これが体にいい」と聞けば、
とにかくやってみる。
結果、たくさんの失敗もしました。
●白米と玄米
玄米は栄養が豊富で、
日本人にとっても昔から大切な食材。
そう聞いて、
早速取り入れてみました。
柔らかく炊けば
美味しく食べられるので、
続けられると思いました。
でも食べてみると、
翌日からお腹の調子が悪くなって
しまったんです。
「玄米は
体に合わないのかな?」
と思い、白米に戻しました。
今思えば、
当時の私は腸が弱っていて、
よく噛まない習慣も
あったんです。
それから
白米中心の食生活を続け、
3年ほど経った頃——
「白米だけでは物足りない、
玄米が食べたい」
と自然に感じるようになりました。
食べてみると、
以前のように
お腹が不調になることもなく、
体が受け入れてくれているのが
分かりました。
その時初めて、
「これが“体の声を聞く”
ということなんだ」
と実感しました。
●シャンプーと頭皮の変化
食事を整えていく中で、
「シャンプーやリンスも
体に良くない」と知り、、、
自然派シャンプーを探しては
試す日々。
そんな時
「湯シャン」という方法を知り、
挑戦してみました。
でも、
髪はベタつくし、
思うようにいかず断念。
それから3年後、
食事改善を続けていた私は、
ふと
「最近、頭皮のベタつきが
なくなった」
と気づきました。
今では、
お湯で薄めたシャンプーでも
十分きれいになります。
“頭皮の状態”も、
食べるもので変わるのだと
知った瞬間でした。
●お風呂の温度
「熱めのお風呂に
しっかり浸かると良い」と聞き、
それまでのぬるめの湯から
急に熱めのお湯に変えてみたら
…貧血でフラフラに。
体が弱っていたのに、
無理をしてしまいました。
今思えば、
情報に振り回されて
「体に良いこと」を
“頑張ること”だと
勘違いしていたのかもしれません。
以前の私は、
健康情報を鵜呑みにして、
体の声を聞くどころか、
体に無理をさせていました。
でも、
体が整ってくると、、、
不思議と
「これはやめよう」
「これが心地いい」
と自然に
感じられるようになりました。
無理をやめたら、
体の声がちゃんと
聞こえてきたのです。
「体の声を聞くこと」は
難しいことではなかったんだと
食事の改善を通して
学ぶことができました。
🩵今日も、体と心と、
そして目にやさしい一日を。
最後までお読みくださり、
ありがとうございます。
このひとときが、
少しでも癒しになりますように。
ライトワーカー・波動セラピスト
こうの真由美
