もしかしたら、あなたにもこんなサインが出ていませんか?
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いつも疲れていて、原因がよくわからない
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家族やパートナーの機嫌が悪いと、すべて自分のせいだと感じる
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「私さえ頑張れば丸く収まる」と思ってしまう
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人からの頼み事を、断るのが苦手
家族、パートナー、職場。
距離が近い相手ほど、私たちは
「相手の課題まで、自分の責任だ」
と背負い込み、疲れ果ててしまいますよね?
今日お話しするのは、自分の心を守る
最強の技術である、自分の問題と相手の
問題を分けること「課題の分離」のお話です。
なぜか「ダメな男性」ばかり好きになる人への関わり方
もし、あなたの友人が、浮気をする、
お金遣いが荒いなど、いわゆる
「ダメな男性」ばかりを好きになり、
「幸せになりたい」と繰り返していたら、
あなたならなんと声をかけますか?
🆖 間違いやすい声かけ
「あなたのためにも、彼を変えなきゃダメだよ!」
「そんな奴、すぐに分かれなきゃ」
✅ 幸せにつながる問いかけ(課題の分離)
友人の「幸せになりたい」という気持ちは、
とても大切です。
でも、彼女の幸せがどんなものかは彼女の問題、
彼が変わるかどうかは、彼の問題です。
もしかしたら彼女は「尽くす自分」が
好きなのかもしれません。
彼女に言葉をかけるなら、どうすれば彼が変わるか
ではなく、今の彼を支えることで、自分は幸せだと
感じられるか?ということを彼女自身の心に問うことです。
もし彼女に、「もっと自分を大切にしてほしい」と思うなら、
「ここまでやってダメなら別れる」という
ストップラインを引いて線引きすることを勧めましょう。
そこまでは彼女の課題だからです。
ズルズルと「いつか変わってくれるはず」と
相手に変化を求め続けずに、「私がどう接したら、
相手が自分で変わろうとするか」と、自分の言動を
変えることを提案します。
なぜなら、相手が変わらなきゃいけない理由はないからです。
変わるかどうかを決めるのは、
いつでも相手自身なのです。
変わらない彼とそれでも一緒にいるのが
幸せだというならわたしたちにできることは
「愚痴を聞くことだけ」です。
もちろん、命に危険に及びそうとか、
犯罪に巻き込まれそうな場合は対応できる
専門家に引き継ぎましょう。
「逃げた方がいい」が正解とは限らない理由
会社や学校で嫌がらせ(ハラスメント)を
受けている人から相談された場合も、
同じ考え方が大切です。
🆖 間違いやすい声かけ
「そんな場所、すぐに休めばいい!逃げるが勝ちだよ!」
✅ 幸せにつながる問いかけ(課題の分離)
相談者のつらさを一緒に受け止めた後で、
私たちはすぐに「逃げ」という解決策を
出してしまいがちです。
しかし、相談者には「もう少しここで頑張りたい」
という気持ちが残っているかもしれません。
「逃げろ」と強く言うことは、その人の
「自分で選ぶ権利」(選択権)を奪ってしまう
ことにつながります。
相談者の課題は、「その場に残って頑張るか、
別の道を選ぶか」のどちらを選ぶかです。
私たちの課題は、そのどちらの道を選んでも、
相談者のつらさが軽減されるよう一緒に考えることです。
その気持ちを一番に確かめながら、「今の選択が、
相談者にとって一番心を守れる道か?」を一緒に
検討することが、私たちにできる最も寄り添った
サポートです。
ただ、本人が「頑張りたい」と口にしていても
本心はもう疲れ切っていることもあります。
そういう場合は強制的にお休みできるよう、
本人の気持ちが休むことへ前向きになるように
サポートしていく必要があります。
わたしが「課題の分離」を大切にする理由
この「自分の問題と相手の問題を分けること」
という考え方は、わたし自身がクライアントに
向き合う時にも実践していますし、クライアント様が
そのお客様との関係で、ご自身の心を守るためにも
とても大切です。
💎 モノを売る仕事の場合
商品を気に入ってくれるかどうか、
使いこなせるかどうかはお客様の課題です。
私たちの課題は、「お望みの商品を提案できるか」
「使い方をうまく提案できるかどうか」の問題で、
結局相手が本当に望んでいるものを
提案できなければ満足度は上がりません。
よくある例えに「ドリルが欲しい」という方に
ドリルを売るのではなく、「穴の開いた板が
欲しいからドリルが欲しい」という要望を汲んで
穴の開いた板を売る方が喜ばれるというものがあります。
「この商品は最高だから、絶対買って!」と
強く押し付けて、結果に満足してもらえなかった時、
あなたは心を痛める必要はありません。
あなたは、自分の考えうる最善の提案をしたという
自分の課題をクリアすればいいのです。
💎 カウンセラーやコーチングなど対人支援の場合
お客様が「変わる」こと、「結果を出すこと」ことは、
お客様の課題です。
私たちは、お客様の満足度のため以外に
自分の心を守るためにも、この線引きが必要です。
特にカウンセラーさんは傷ついたお客様の話に
引っ張られてご自身が心を傷めてしまうこともあります。
お客様の成長や結果を自分の責任だと感じすぎてしまうと、
あなたが疲れ果てて、お客様をサポートし続けられなく
なってしまうからです。
心の距離感をリセットし、自分を大切にしませんか?
誰かの問題に心を痛めすぎる必要はありません。
相手の課題は相手に。あなたの課題は、
「あなたが、どうすれば心穏やかに、
頑張りすぎずに毎日を送れるか」を
デザインすることです。
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