英語@小学校 | とりあえず

先日、お休みしたついで (あらら~本音が~汗!)に授業参観@小学校に行ってきました。


数年前までは授業参観日が年に5回ぐらい決められていて、その日に見に行っていましたが、今は学校公開日として年に数回、木・金・土の3日間それぞれの都合で見ることができます。選択肢が増えて、特に働く親にとってはありがたいです。しかし、今回の土曜日は道徳公開授業ということで、道徳の1時間のみ参観可能となっていたため、普段の授業風景を見るにはやはり別の日に行くに越したことはありません!

そこで参観したのは、少人数の算数と英語でした。実のところ、初めて授業参観のオプションに登場した英語の授業を見たかったので出かけたという気もします。


さてその英語の授業、ネイティブの先生の声と共に、とっても元気のいい子どもたちの声が教室の外まで聞こえてきます~これぞ英語学習@小学校です☆


しかし、ちょっと気になったことが。。。


I play baseball.

I play tennis.

I play piano.

I play guitar.


と、言葉を入れ替えて練習していました。

ええっ?これをわざわざ授業で教えちゃうの???


わざわざ教えなくとも、中学に入ってしばらくすると、しつこくバツをもらってくる言い回しなのに~汗!


I play the piano.

I play the guitar.


日本語の「ら」抜き言葉もあるように、運用上は省略して言うことで問題ないかもしれませんが、少なくとも日本の中学で習う英語ではtheがないとバツです。。。それを何十回も復唱して定着させてしまったら…!!うちの弟くんなら「小学校で習ったからこれでいいんだ!!」って言い張りそうです…汗!!

さすがに文科省の学習指導要領 も細部にこだわってはいない様子で、外国語活動の目標は、

「外国語を通じて,言語や文化について体験的に理解を深め,積極的にコミュニケーションを図ろうとする態度の育成を図り,外国語の音声や基本的な表現に慣れ親しませながら,コミュニケーション能力の素地を養う。」

と書かれています。


細かい文法学習を求めているわけではなく、(どうせ全てが丸暗記なんだし)pianoやguitarを覚える時にこの言い回しではthe piano、the buitarと覚えた方がいいのでは…というだけのことです。


細かいことを教えてはいけないというなら、間違いとなる部分は教えない方がいいと思うのですが。。。


率直な個人的感想として、授業参観のアンケートに問題提起してみようと思います。


出かけた甲斐のある授業参観でした。。。


新しい時代の小学校英語指導の原則
¥1,848
楽天


小学校英語指導プラン完全ガイド
¥3,150
楽天