エルサルバドルの観光地、スチトトへやってきました!観光地といっても小さな町でちょっと歩けばすぐに町の外に出てしまうらしい。 昨日こちらに到着したばかりの私にとっては町の大きさなんてさっぱりわからないが、見る限り確かに人は少ない。
 この町にはスペイン語を学ぶためにきた。首都サンサルバドルでは6日間ほど過ごしたが、基本的には日本人とともにいた。地元の人と話すことも、買い物をしているときやタクシーに乗っているときに一言二言交わす程度であった。とっても怪しいスペイン語で。

 

 でも今日は一転、どこにも日本人は見当たらない。語学学校(といってもとても小規模だが)にアメリカから勉強しに来ている人が4,5人ほどいるらしいことを除けばスチトトの地元の人ばかりである。サンサルバドルまで迎えに来てくれた車の中でも、学校でも、ホストファミリーの家でも当然だがスペイン語で話している。無茶苦茶に怪しいスペイン語であるにしろ、何となく通じて会話になっているから面白い。

 

 ふと不思議な気分になる。ほんの3ヶ月ほど前まで1から10も満足にスペイン語で数えることができなかった。もちろんスペイン語を聞いてもさっぱりわからず、スペイン語は私にとって何ら理解できない未知の言葉だった。けれども今、もちろん完璧に理解できるわけではないが、スペイン語が意味を持って私に聞こえてくるのだ。

 

 今日から7月末までこの場所でスペイン語を勉強する。