新国立の余韻は
今まだ残っていて…

ライブ会場で見掛けた
同世代の綺麗な女性たち

アップタイトに
ボディコンに
チャイナドレスに
着物姿に…

そう
オバさんになっても
一本の筋が通って
思わず振り返りたくもなる美しさ

人生経験豊かな中にも
一切
サボらずやって来たような…

いや
取り戻したかのような…

そんな
貴女を
抱いた夢をみた

その女は人妻で
そんな勇気ないくせに…
なんて微笑む

抱いてしまったのは
男の罪か…

心をあおったのは女で
でも
決断したのは男で

それは
共犯で

でも
その場限りならば…
続かないのならば…

そんなことを
思いながら
夢から覚めた今朝

続きをと目を閉じたけれど
もうそこへは戻れない夢の場面

夢の中でだけ許された
現実逃避な場面は
わずかに切なさを残しながらも

夏はそろそろ終わりのようで
すでに
心躍るような夏はここにはなく

駆け引き出来た若さの頃を
振り返ってもみる

女ってのは

化ける生き物だと

いつか

誰かが言ってたけれど…

そう

男という字は化けることが出来ない

けれど

女という字は

嫁にもなり

娘にもなり

娼にも

婦にも…

どれが本当の姿なのか

その場その場で男を騙す

男は

永遠に騙されたままで…

その方が良い…

共犯者