禁煙なんて簡単さ
オレなんて
もう100回は禁煙していると
彼らは笑っていたけれど…
街を歩けば
灰皿のある喫煙所は
黒山のひとだかり
そこから
沢山の煙は舞い上がり
のろしかよ! って
振り返る
仕方なくも
世の中は変わり
この場に於いて
今まだタバコかい? って
失礼ながら思う
そう
辞められないのだ
そう
本気で辞めようと思わないのだ
すでに
身体に悪いと
そのパッケージにも
大きく書かれているのに
更には
価格も上がり
それでも
まだ辞めないのだ
タバコ
政府は
いつかの調査で
1000円までは売れると
すでに分かっているから
いずれ
そこまで少しづつ上がるのだろう
すでに
アメリカでは1000円となり
オーストラリアでは3000円
ニュージーランドでは2000円
だそうだ
ならば
この国でも
いっそ1000円にでもしたら
とも思うが
その時はきっと
ビールのように
第2 第3のタバコが出回るのだろう
そう
すでにそれは
電子タバコが出回っているから
更にまた
その先のもってね
ゴロワース
タバコを辞めて40年
あの頃
そんな世の中となったアメリカ
ならばと
辞めたけれど
おかげで今がある
あの頃は
国際線の飛行機の中ですら
吸えた時代
時が変われば
世の中が逆転する
車の灰皿はなくなり
路上喫煙さえも禁止された
条例ばかり
タバコや
酒の支配からは逃れたけれど
今度は
スマホに支配されて
しまったようだ
次は
スマホを辞める時代が
来るのだろうか…