今年もまた
仲間たちから
わずかに届き始めたお中元



そんな習慣は
この国だけで
もう要らないのかとも思うけれど

年賀状や
これらだけで繋がっている方々も
確かにおって

その都度
ありがとうと連絡をし
元気かと確認する


ならば
普段から連絡を取り合えば良いのに
なかなか
そういう訳にはいかないのが
人間関係

きっと本来は
袖の下なるものだったのだろうが
大手百貨店の戦略か
今のようになった

さてすれば
昨今では
そのほとんどが郵送ともなり
顔を見ずしての受け渡し

でも本来は
自らが持参して

つまらないものですが…
なんて
謙遜する文化だったはず

でも
失礼ながら
本当につまらないものもあって

それでは
贈らない方が良い場合もある

そう
相手が喜んでくれてこそな
そう
心のこもったものがと

そして
僕が思うのは
残らない物の方がとも

食べて無くなってしまうものや
消費してしまうものならば
その後
物として残らず

この今の関係が変わったとしても
邪魔にならないで済む

すれば
賞味期限で急がせず
美味しいものなんてのが
良さそうで

缶詰や
お茶なんかが
きっと
手間を掛けさせずな

日常のお使い物もまた同じで
ちょっと
気持ちで手渡しするのならば

軽く
小さく
高価ではなく

押し付けることなく
軽く受け取れるような

そして
好んで頂けそうな

そんなわずかな配慮が
お互いの関係を
長続きさせるのだろう