ラックル楽さんぽ | ラックルの非日常的報告書

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現在パチンコ店勤務。
仕事のあるあるやら、関係ない横道話を綴ります。

明日は休日だ。
と言っても、何もする事はない。

いつものように、家でアザラシの如くゴロゴロして終るのだろう。そう思っていると妹からLINE。

明日どっか行こう
鎌倉か、横浜。

ワタシには4つ違いの妹がいるのだが、休みが被っていることが多く、お互いいい年して彼氏も居ないので、よく行動を共にする。

大体が妹の要望に答えてお出掛けパターンなのだが、ワタシは普段からフットワークが軽く、誘われれば何処へでも出掛けていくタイプなので、苦痛は感じない。

そんなこんなで、急だが鎌倉に行ってきた。

鎌倉と言えば、小町通である。
平日の癖にガヤガヤと人が多いのは、時間が、ある意味有り余っているであろう、お年寄りが多いせいだろうか。



商店街をブラブラしながら、目についた物を写真に納め、妹の目当ての店を目指す。

妹は今回、買い物も勿論だがどうやら食したい物があるらしく、先程からしきりに訴えてくる。

どうやら今回は、『しらすたこ焼』が食べたいらしいのだが、…なんだ!?それは!!?

想像するに、たこ焼の形で、中しらす。
まずこんな考えが浮かんできた。
何だか味気無さそな上に、それでは『しらすたこ焼』ではなく、『しらす焼き』ではないか…!?
じゃあ、これはどうだろう。
しらすを何らかの方法で生地にし、タコの形で焼く。
…どんな子供騙しか!

あ!!今一瞬、物凄い閃きが走ってしまった!!
釜揚げしらすを買うと、そのパックの中に小さなタコが紛れ込んでいる事がよくあるのだが、まさかソイツをかき集めて作った料理では??

だとしたら凄い!
選り分ける作業の大変さも想像に堅くないが、そこに目を付ける発想のなんと素晴らしい事か!!
幼少時代、オカズのしらす干しの中のタコが愛しくて食べられなかったワタシには贅の粋を極めた料理と言っても過言ではない。

そんな夢のような食べ物が存在するなんて、全然知らなかったヘ(゜ο°;)ノ
なんでもっと早く教えてくれないんだ( ̄^ ̄)ブゥ

驚きが嫉妬と言う怒りに似た感情に変わって来てしまった。
お腹も空いてるし、早く食べに行こう。
ってことで、目指す店に移動。

小町通りから、チョット路地に入った1画にその店はあった。
屋台であった…。
ちょっと待て!屋台でそんな手の込んだ事するか~?
何だか段々期待を裏切られる予感がしてきたぞ(-_-;)

取り合えず近くの屋台でビールを買って席を確保。勿論だが外。中々寒いぞ妹よ。

しばらくすると、妹がお宝をゲットして帰ってきた。
『ほい、しらすたこ焼』
ワタシは恐る恐る覗きこんだ。





……………………………………。
でしょーーーね!!!!(笑)
ヤッパそうでしょうね!

妹が大事そうに抱えて来た物は、紛れもなくたこ焼。
『この中にしらすとタコが入ってんだって』

へぇ~~~~~~。
そのまんまじゃないですか。

期待を見事に裏切られ、あからさまにガッカリしたが、食べてみたら………まぁ普通(笑)
タコとしらすの一体感は、無い!(笑)

ま、熱々だし、ビールには合うたこ焼と思えば美味しい美味しい(T^T)
でも、その後に食べた味噌ツクネはかなり美味しいく、満足出来たのでヨシ!としとくか(°▽°)