モラ夫は先週末から不調が続いている。

で、その不調も私のせいにしてきた。

これがモラ夫の特徴の1つ。すべてのモラ夫に当てはまる。

「都合の悪いことはすべて他人のせい」

まあ、ご立派な考えやな。

 

モラ夫は自分の病気のことも治療法についても一切調べていない。

当然、緩和ケア(ホスピス)についても何の知識もない。

奴は呑気に「ホスピスに入ってゆっくり療養できる」と思とる。

以前そのような発言があって仰天したことがある。

 

実際は、緩和ケア病棟(ホスピス)に入るのは至難の業。

しかも、入ったところで1ヶ月で追い出されるらしい。

それは前にも書いた厚生省主導のヘッポコ改革のせい。

2018年に診療報酬の「改革」があり、

[ 「入院料1」と「入院料2」とに分けられ、「入院料1」をとるためには「直近1年間の入院日数の平均が30日未満」という条件がついた ]らしい。

1人でも1ヶ月を超えて入院てなると、他の患者の診療報酬も格下げされて病院の収入が減ってしまう。これは病院としては困るわな。

故に、ホスピスに入ったところで1ヶ月以内に死ぬか、追い出されるかになってしまった。

詳しいことは以下の記事を参照。

 

 

結局、癌治療の末期を迎え、連続抗癌剤でヘロヘロになったところで、

「緩和ケア難民」になってしまう、ちゅうこと。

マスコミやらインターネットでは散々「最後は家で」を美談にように語ってるが、

そこからは「末期癌患者を何とか家に戻したい」という意図が感じられる。

 

前にも書いたが、まだ若干でも元気が残ってる間は「最後は家で」と思うかもしれん。

しかし、実際に、激痛やら何やらで苦しみながら最後を迎えつつある時に、

周りに医療措置のできないド素人が何人おっても、それは不安なだけ。

おそらく後悔するやろう。私やったら後悔する。

 

でも今の「医療」では、最後は放り出され、自宅で苦しみながら死んでいくのを「良し!」としているようにしか思えん。

これは患者本人にとって悲惨な状況であると同時に、

それを介護する「第2の患者」には阿鼻叫喚の地獄にたたき落とされることでもある。

でもまあ、第2の患者のことは誰も気にもしてないんやけどね。