ベストエフォート型家族の成の果て | にくじるのブログ

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今だにどこに日記を書こうか悩みながら何も考えてない人のブログ。
にわかにディープなのでスルー推奨。

離婚と転職をしてからちょうど半年、仕事と子育てと老犬の世話が中心でしたが、ようやく家の名義と住宅ローンの移管が完了し全てが一段落しました。

離婚条件で当初、家の名義はそのままにローンは彼が払って養育費を5万みたいな話だったので、それだと彼が払えなくなったり死んだときに引っ越さなくてはならなくなるので、少し繰り上げ返済してくれれば、債務付きで家を引き取るよという提案をしました。不動産取得税やら固定資産税が大変ですが。

 

家族という枠組みに綻びができて、多少なりとも大変な時期はあったけれども、10年以上の長い年月を過ごした割には、引っ越しまでお手伝い、3ヶ月弱であっけなくお別れしたということもあり、(私はともかく)新しく好きな人ができて別れていった元旦那と私達の関係は良好です。

この歳になると、時間が経てば離縁などというファクトはどうでもよくなることがわかっているので、自分の気分は後回しです。怒りや恨みで飯は食えない。

 

特に、子どもにやりたいことがある以上は、本人が納得するまでどうにか続けることができるようにするのが望ましいんじゃないかと思っているので、罵声を浴びせたり、泣きわめいたりして相手をうんざりさせるよりは「森におかえり・・・・」とまぁそんな感じです。

 

自由にさせすぎた結果だという批判も多々頂きましたが、モチベーションコントロールに財布のひもを締めるよりは、がんばっただけの報酬の方がよいと考えていたこと、自由なほうがよい仕事ができると考えていたこと、トータルで成功することに重きを置くというポリシーだったので仕方がない。稼げるように支援するのも考えもんですね。

 

家族というのが、子育てのための一大プロジェクトだとするならば、契約が破綻したとしても、子の不利益を最小限にするために、気持ちを切り替えたほうが得策で、そういう意味では私は今回、サブスクリプションモデルへ契約を移管したと思っています。

昨今、労働契約も教育方針も多様化して、かつての生涯を通じて同じ会社にいることや、同じ人と添い遂げるというのが困難になってきた、こんな時代に即した契約のとしてサブスクリプションモデルは有効かつ必然だと思います。

 

子どもも母親も怒って2度と顔も見たくないなんていうケースも多々見受けられますが、会うことが、子にとって著しいマイナスにならなければ養育費とは別に支援してもらえばいいんじゃないかと思っています。

父親なんだから当然という人もいるかもしれないけれど、17%しか支払う人がいない養育費にプラスして、支援してくれるのであれば、それは素直にありがとうと言えばいいんじゃないかと。

もちろん、定期的に情報提供したり「いつでも会える」というよりは「会いたい」と思ってもらえるため必要なマーケティング活動は意識しています。気持ちよく払ってもらえればそれでいいんです。

自分が病気になったり、死んだりしたときのリスクヘッジにもなりますし。

 

家を買って35年ローンを組みながら、5年程度で家族を捨てるような人がどれだけ継続して養育費を払えるかということには疑問はありますが、民事執行法の改正法が,令和元年5月10日に国会で成立しているので、回収しやすくなったんじゃないかしらと思います。これから離婚する人は公正証書にしましょうね…。

 

養育費を支払ってくれない場合の新しい回収方法

公正証書で財産開示手続ができるようになり、年金->職場->給与差し押さえが可能に

http://www.moj.go.jp/content/001284183.pdf

 

そして、長期的に支払ってもらうために全体的に破綻しない金額を意識しています。

10年くらい前に見たYahoo!知恵袋をイメージしたので参考まで・・・。


自分で新興宗教を作って教祖になってひと儲けしたいのですが、どういう準備をすればいいですか?

 

ということで、親権を持つ、住宅ローンを借りるために仕事をしてるのは大事ですね。今回の住宅ローンの移管は離婚というイレギュラー対応のため、勤続年数0.1年でしたが、保証会社からOKがでました。10年固定で契約したものをそのまま受け継ぐので、もっと長い勤続年数があれば他の銀行をあたったかもしれません。

結果的に、本審査と手続きに時間がかかり債権移管まで半年過ぎてしまいましたが、前回もそうだったので、UFJだと、まぁだいたい半年で債務贈与できます。

 

登記の変更など手数料も入れて38万とか結構えげつない金額なので、支払いを誰がするのかも公正証書に入れておくといいんじゃないかと思います。

いざという時のために住民票を移動させないなど養育費の請求が困難な場合に備えて、年金番号、マイナンバーを押さえておくことをお勧めします。


そして、親権を持つ側は仕事にも制約があるし、金銭的にも、時間的にも制約が多く確実に負荷が増えて大変になるので、準備をなるべくした方がいいと思います。

あと、頼れるのは自分だけなので、みんなに合わせる事よりも、体はもちろん、心も健康でいられるように意識した方がいいですよね。