そろそろ起きようかと思っていた時
小さい揺れを感じた
「地震?」
当時関西で地震が起こるなんて
思ってもいなかった
小学生と年長の娘たちを送り出し
テレビをつけた
信じられなかった
しばらくテレビを見つめたあと
宝塚の実家に電話をしたがつながらず
パソコンも携帯電話も無い時代
ひたすら固定電話をかけつづけた
実家に電話がつながらない中
こっちの友人たちからは多くの応援メッセージをもらった
昼過ぎにやっと話せた母から
「今来てもらっても困る
うちは大丈夫だから友達に連絡しなさい
足りないものがあれば直接送ってあげて」
と言われた
(実家は半壊、水道、ガスが使えず
それでもとりあえず住める状態でした)
ちょうど子育て中だった私たち
紙おむつ
トイレットペーパー
赤ちゃんのおしりふき
粉ミルク
折り紙
絵本
塗り絵
友人から頼まれたもの
近所のママ友たちも協力してくれ
郵便局から何度か荷物を送った
23年たって
あんなに悲しい思いをしたのに
少しずつ記憶が薄れていってる
我が家の震災の日は
1月17日
この日に防災グッズの点検をする
最低限の物しか揃えてないけど
箱に入ったままの
ピカピカのカセットコンロ
電気やガスが止まった時にと買ったもの
この一年も使わずにすんだなと眺めた
